野菜づくりの時期がやってきた!
美味しい野菜を栽培するには土づくりが”要”
5月も中頃になれば、夏野菜づくりがはじまっている畑が多く見られるようになりました。
ここ山間部ではゴールデンウィークが終わるころに、夏野菜の苗を植えるところが多いのですが、その理由として遅霜が降りることがあるのです。
4月の終わりといえども、季節外れの霜が降りることで、せっかく植えた苗がやられてしまい、植え替えないといけない事態になってしまいます。そのため、山間部で夏野菜を植えるのはゴールデンウィーク過ぎが望ましいかもしれません。
住まいの場所によって、植える時期がわからないという方は、ご近所の方に聞くとベストタイミングで植えつけすることができます。
畑の話題は、ご近所さんとのコミニケーションをとるのにも一役買ってくれますよ!
植え付けのタイミングがわかったら、野菜作りに大事な土づくりの資材を準備しましょう!
今回、初心者の方でも失敗しない家庭菜園の土づくりについて紹介していきたいと思います。
土づくりに必要な資材
今回準備した資材は、8(窒素):8(リン酸):8(カリ)の化学肥料と有機石灰、バーク堆肥の3つです。
バーク堆肥は、硬くなってきた土を改良するために使用します。時によっては安価な鶏ふんを使用することもありますが、なんせニオイがあるので、、、お好みによって使い分けたらよいかもしれませんね。
肥料
肥料は大きく分けて、「有機質肥料」と「無機質肥料」の2つがあります。
「有機質肥料」とは、
家畜のフンや米ぬか、葉っぱや野菜など自然由来のものを原料とした肥料のこと。
直接的に栄養を与える効果はありませんが、土づくりの時点で土に混ぜ込むことによって、土がフカフカになり、植物の根がしっかりと張れる状態にしてくれます。
「無機質肥料」とは、
一般的にいう化学肥料のこと。
肥料の3要素と呼ばれる成分「窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)」が配合されているものが多く、追肥などにも便利です。
ただし、オーガニック栽培を目指している人には向いてないため、注意が必要です。
石灰
肥料同様、石灰にもさまざまな種類があり、土壌を中和する力が異なります。
おもに「生石灰」と「消石灰」に分かれ、播種・定植までに生石灰は20日以上、消石灰は2週間程度、間隔を空ける必要があります。
野菜によって適したpHが異なるのですが、私はそこは気にしていません(笑)
耕してみよう!
準備ができたら、野菜を植えるところに撒いていきます。
範囲によって、撒く量はあらかた決まっているようですが、いちいち測るのが面倒なの私は、元の土が若干見える程度で全体に撒いていきます。
撒き終わったら、いよいよ耕す作業!
耕運機があれば、とっても楽なのですが、ない場合は手グワでしっかりと深めに掘り起こして、混ぜ込んでいきます。
これが割と息の上がる作業でして、、、
次の日には筋肉痛必至の重労働です。耕した後は、野菜の苗が植えられるよう畝を作ります。
耕した後は、野菜の苗が植えられるよう畝を作り、風邪などで倒れないよう支柱を立てて、止めてあげれば完成です。
植えつけから1ヶ月後に追肥をしてあげれば、7月の中旬ごろには早いものは収穫ができ始めるので、とても楽しみですね。
何事も土台がしっかりしておけば、大半のことはどうにかなる!
小難しいことは考えず、なんとなくやっている私でもちゃんと野菜の収穫はできています。
とりあえずやってみるのも経験かもしれませんね☆