自然にある身近な植物をアクセサリーに閉じ込めて。
季節の花で彩りのある暮らし方。
春になり、暖かい日が続いてきた今日このごろ。
野山に目を向けると、桜や梅、ツツジなど、日を追うごとに季節の花が咲き始めています。冬の山から春の山へと移り変わるこの時期は、なんだか心がウキウキ。
そのウキウキする春の訪れを感じながら、この季節にしか咲かない野花を摘んで暮らしに取り入れてみませんか?
野花といえど、ピンクや白、黄色など鮮やかな花が身近に咲いているだけで嬉しい気持ちになります。今回は、その季節限定の野花を摘んだものをアクセサリーの中に閉じ込めて、自然の彩りを感じられる暮らし方をお届けします。
野花を摘んで押し花に
摘んだばかりの野花はとても鮮やかな色合いでそのまま残したいと思いますが、残念ながら生花のままではアクセサリー作りには適していません。
そこで、押し花にすることで、花の色合いを残すことが可能になります。野花の咲いている期間は、観賞用の花に比べてとても短いため、見つけたらすぐに押し花にしてみてください。
ここでポイント!一般的には新聞紙や雑誌の間に挟んで押し花にするのですが、白い用紙に挟んで重しをして押し花をつくると、白地に映える絵画のような押し花が完成します。小さな花が見つけやすいのでオススメです。
また、ドライフラワーにすると立体的な形が残せるので、こちらもオススメの保存方法です。
ハーバリウムのアクセサリーの作り方
押し花やドライフラワーの準備ができたら、いよいよアクセサリー作りです。
道具は、ダイソーなどの100均で揃えることができるため、とても手軽に作ることができます。
<材料>
・ガラスドームと蓋の部分(今回は100均で購入)
・ハーバリウム液(手芸店で買いましたが、100均の大型店にもありました!)
・お好きな花材(1cm弱のサイズの物)
・接着剤もしくはレジン&UVライト
(UVライトは、amazonで500円以内で購入もできます)
<作り方>
①ガラスドームが転がらないようにメラミンスポンジを少し掘って固定し、お好きな花材を入れていきます。
たくさん入れれば、中の花材が動きません。動きがほしい時は、花を少なめに入れるといいです。また、ラメを入れるとより華やかなアクセサリーになります。
②ハーバリウム液をガラスドームの9分目まで入れます。穴が小さいので上の方から糸をひくように流すと入れやすいです。
③蓋の部分に接着剤もしくはレジンを塗り、レジンの場合はUVライトを照射します。蓋の部分がズレやすいので、垂直に乗っかるように設置します。
④あとは、ピアスやイヤリング、チェーンなどを取り付ければ完成です。
レジンに比べて、花の発色がとても綺麗で透明感のある素敵なアクセサリーができました。
季節ごとの野花をつかえば、季節に合わせたファッションにピッタリのアクセサリーが楽しめそうですね。
ドライフラワーを取り入れた暮らし
野山や庭で咲いている花をそのまま枯らすのはもったいない!
そう思ったら、押し花ではなく、ドライフラワーにしてご自宅に飾ってみてはいかがですか?
自然乾燥だと時間と共に色が抜けてしまい落ち着いた風合いになるドライフラワーですが、YUNO SHOW(新見市移住支援センター)にある食品乾燥機で乾燥すると、生花の色合いが綺麗に残せることが発覚!
昨年は摘んだばかりのアジサイをドライフラワーにしました。
今年は、そろそろ咲く気配の”アザミ”をドライフラワーにしてみようと思います♪
ドライフラワーにしたいお花があれば、ぜひYUNO SHOWへ足を運んでくださいね。
ドライフラワーは、落ち着いた風合いで室内に彩りをもたらしてくれます。
庭先で咲いているお花があれば、長期間楽しめるドライフラワーを暮らしの中に取り入れてみてはいかが?