空き家に住みたい! 〜2025年度 空き家活用推進事業補助金〜

新見市オリジナルの移住支援制度。
最大270万円が交付される制度の詳細とは?!

新しい住居を探すのは大変な作業ですが、自分好みの家が見つかると、どんな新たな暮らしが待っているのかワクワクでいっぱい!
しかし、自分にぴったりの家が見つかったとしても、購入金額や改修費用が高くてネックになって諦めるなんてことも、、、

ちょっと待って!その家、諦めなくてもいいかもしれません。
ここ新見市には、移住者の味方になる制度が整っているんです!

本記事では、新見市の「空き家活用推進事業補助金」について概要や流れなど、実際の空き家を例に説明していきます!

昨年度とは、制度内容が変更になっていますので、しっかり確認しておいてくださいね。

便利さはありながらも、静かな環境で家庭菜園をしながら田舎暮らしをしたい!と、大阪から30代夫婦と子ども1人(幼児)の家族が、新見市西方の畑付き物件に移住を決意。
実際どんなサポートが受けれるの?

まずは、2025年度の補助制度の内容を見てみよう!

「空き家活用推進事業補助金」と聞いても、何にどれだけの補助が受けられるのか、補助制度のチラシを見ながらわかりやすく読み解いていきましょう。

①制度は「購入」「改修」「家財整理」の3つ

空き家を購入して、家の中を片付け、住みやすいように改修することに対して、最大で270万円が、交付されることになります。
移住希望する方への大きな味方ですね!

*「改修」については、子育て加算がプラスされ、中学校卒業までの子ども1人につき50万円が補助上限額に加算されます*

②条件を満たせば、空き家を使いたい人(使用者)、空き家の持ち主(所有者)も申請が可能

一旦新見市に移住し、最初はアパートなどの借家に住んでいたけれど、いい物件が見つかったので購入するというパターンの人も補助対象者です。

ただし、転入してから3年が経過していないことが条件です。

③補助制度となる「改修」には、対象・対象外があるので注意が必要

屋根、床、壁、トイレなど住環境を整えるためのリフォームは対象ですが、家具、照明器具やカーテン・ブラインドの設置等の装飾要素があるものに関しては対象外です。

実際に申請をする際には、最初に具体例をもって市役所の担当者に相談し、対象工事となるかどうかご確認ください。

また、申請にあたっては下記の通り書類が必要です。
新見市HPでダウンロードできますので、申請時にはご準備ください。

ということで、交付対象工事や申請資料等、様々な条件があります。
制度申請をしようと思う移住希望者さんは、まずは新見市役所(移住・定住推進課)に問い合わせを!

【問い合わせ先】
新見市役所 移住・定住推進課
TEL: 0867-72-6114
FAX: 0867-72-6181
Mail: iju213@city.niimi.lg.jp

 

補助金を受けるまでの流れを、実際に数字で計算してみよう!

新見市空き家バンクで見つけた380万円の物件を購入することに決めたご家族。

新見市街地の山手にある住宅地の一角にあるため、便利な暮らしができつつも、畑をしながら静かな暮らしが可能な古民家です!
古い設備を一新して快適な暮らしをするために、以下の改修をすることにしました。

・浴室は広いユニットバスへ

・トイレを洋式に変更

・キッチンをシステムキッチンへ

・たわみのある床の張り替え

 

 

空き家の現況写真

これから家族でずっと暮らしていくとなると、使い勝手の良い改修にしておきたいですよね。
では、実際購入から改修までどのくらいサポートしてもらえるか計算してみましょう!

購入サポート: 購入金額の10分の3※(補助限度額100万円)

購入金額が380万円の物件に適用された場合、限度額の100万円の補助が満額受けられます!

申請の流れは下記の通り。

①売買契約が完了後、交付申請書一式を市役所へ提出し審査へ。(登記が未完了の場合に限る

②交付決定後に、登記を完了させ、後日補助額が交付される。

購入金額380万円が280万円に!

改修サポート: 工事金額の2分の1※(補助限度額150万円)

水回りと間取り変更を行うのに、改修費用総額320万円という見積もりとなりました。(改修費用内訳は下記参照)
これら全ての改修工事に適用された場合、限度額いっぱいの150万円の補助が受けられます!

また、子育て加算として子ども1人につき50万円が加算されるため、合計で200万円となります。

改修費用内訳

・浴室・・・100万

・システムキッチン・・・150万
・洋式トイレ・・・50万

・床の張り替え・・・20万円

申請の流れは、下記の通り。

①市内の建設業者に改修の見積もりをとる。

②市へ見積書と共に交付申請書一式を提出し、審査へ。

③交付決定後に、改修工事へ着手し、年度内で完了させる。

④完了後、実績報告と交付請求書を市へ提出し、後日補助額が交付される。

 工事金額320万円が、120万円に!

 

今回のケースの場合、補助制度を使わなければ総額700万円だったものが、制度を利用することにより400万円でおさめることができました。

*あくまで相場や資料を参考にした価格であり、必ずしもこの金額になるとは限りません。ご注意ください*

提出書類や流れをより詳しく説明している記事はこちら↓↓

なお、今回の改修費用はこちらの記事を参照しています↓↓

 

ライターから一言

古民家には今では手に入らないような建材が使われていたりします。補助制度を活用し、古き良きものを再利用しながら、素敵な田舎暮らしのスタートができるのではないでしょうか。

補助制度を活用することで、移住希望者さんの強い後押しとなってくれる心強い制度ですね。
移住された方の多くが利用され、新たな暮らしをスタートされています。
数年昔だとこの制度もなかったのですから、、、今が移住をするチャンスです!!

新たな暮らしがを見つかるはじまりのまち新見市の補助制度、ぜひ活用してみてください。

:::: こちらの動画もオススメ ::::

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です