出産はいつ始まるかわからない。
そんな不安を解消してくれるサポートがスタート!
出産にまつわる不安はさまざま。
臨月にもなるとママさんは、期待と不安でいっぱいです。
特に田舎では、病院が遠いのがネック。
いざ、陣痛が始まったり、破水した時には、すぐに病院へ向かう必要がありますが、場合によってはすぐに行くことが難しいことも。
例えば、病院に連れて行ってもらうために 家族の帰りを待たなくてはいけない、連れて行ってもらえる人・手段がないなど、、、
そんな不安を解消するために、2024年10月から「にいみママサポート119」が新見市で運用スタートしました。
この「にいみママサポート119」は、安心して妊娠・出産ができる体制を整備するため、出産の兆候が始まり急を要する状態となり、周囲のサポートを得られない場合、かかりつけの産科医療機関まで救急車で搬送してくれる支援です。
この制度が利用できることで、安心して出産を迎えられることは、妊婦さんの負担の軽減にもなりますね。
それでは、どのような手続きや手順があるのか解説していきます。
登録方法
「にいみママ・サポート119利用対象者登録(変更)届出書」を市役所健康医療課(または各支局)に提出するだけ。
※届出後、登録番号を記載した「にいみママ・サポート119登録証」が妊婦さんに渡されます
救急車要請時に登録番号が必要になりますので、紛失しないよう大切に保管してください
※登録情報は新見市消防署へ情報提されます
利用方法
① かかりつけ産科医療機関へ連絡し、医師に 状況を伝えた上で指示を仰いでください
② 産科医療機関に移動する手段がないとき や、医師から救急車を要請するよう指示 があったときは、119番へ(登録番号・氏名・現住所をお伝えください)
利用対象者
次のいずれかに該当する人で、原則、事前登録を行った人
○ 新見市内に居住している人
○ 里帰り出産など、一時的に 新見市内に滞在している人
○ 新見市内に勤務先がある人
利用条件
次のいずれかに該当する場合
○ 出産の兆候が始まったが、家族等のサポートがなく産科 医療機関への移動手段がないとき
○ 出産前に体調が急変し、医師の指示により緊急に産科医 療機関へ向かう必要があるとき
よくあるのが、出産時の救急車は、呼んでいいものかどうか。痛みと不安があるなかで、その判断をするのは正直難しい気がしています。
しかし、この制度があればメンタル的に安心できると思います。
私の例でいうと、私の出産予定時期は雪が一番多い2月、そして市外の産院でした。雪道の心配と日中連れていってもらえる家族がいないなど、いろいろ考慮した結果、里帰りという形をとりました。
今思えば、我が子の出産の時にこの制度があればとてもありがたかったな〜と思いました。
難しい手続きは必要ないので、もしもの時を考慮して登録しておくだけでも気持ちが楽になりますね。