味噌汁に欠かせない「だし」
家にある材料で美味しい粉末だしが作れます!
市販の出汁パックは、忙しい食卓準備の味方!
サラサラっと入れれば、旨みのある美味しいお味噌汁ができて、とても便利。
しかし、最近では添加物が気になるという人も増えてきて、市販のものでも無添加のだしパックがたくさん出回るようになりました。
でも、やっぱり無添加は少し高い気がする、、、
お味噌汁を毎日飲むという方にとっては少し手が出しづらいかもしれないですね。
そんな時に、見つけたのが「自家製粉末だし」
なにやら、自宅にある材料で、手軽に、栄養もまるごと摂取できる「粉末だし」が作れるというのです。
そこで、今回はその「自家製粉末だし」について、紹介していきます!
材料は、「鰹節」「煮干し」「昆布」「干し椎茸」のたった4つ。
「鰹節」と「煮干し」にはイノシシ酸、「昆布」にはグルタミン酸、「干し椎茸」には「グアニル酸」とそれぞれのうま味成分があり、これを三大うま味成分といい、このうま味成分が含まれた美味しい「粉末だし」が出来上がります。
単一で摂るより複数の材料でだしをとり「合わせだし」とすることで、だしの旨味は強くなり、 さらに減塩効果にも繋がるそうです。
そんな、良いことづくめの「自家製粉末だし」
早速作り方を解説していきます。
recipe
自家製粉末だし
<材料>
鰹節 15〜20g(大きく一掴み分)
煮干し 15g(頭と腹ワタは除く)
干し椎茸 3枚
出し昆布 30cm程度
天日塩 小さじ1/2
<作り方>
①煮干しは、はらわたと頭を取り除いておく。
椎茸は、ハサミで軸を残しながら傘をカットし、軸も石突だけを残してカット。
昆布は小さくカット。
②煮干しは弱火で香りが立つまで、乾煎りし、バットなどに広げて粗熱を取る。
③ミルサーやフードプロセッサーに、椎茸と昆布を入れてスイッチオン!
ある程度細かくなったら、続いて煮干しと鰹節、天日塩を入れてさらに混ぜる。
④パウダー状になれば完成!
あとは、保存容器に移し替え乾燥剤を入れれば、冬場なら常温で、夏場なら冷蔵庫で1〜2ヶ月の保存が可能です。
今回のお出汁作りに使った干し椎茸ですが、自宅で栽培している原木椎茸を使用。菌床よりも美味しさが増すそうです。原木椎茸を栽培しているのであれば、ぜひお出汁にも!
続いて、使い方ですが、通常の粉末だしと同じように利用可能です。
例えば、味噌汁の場合、水600cc(3〜4人分)に対して、だし小さじ2杯ぐらいが目安。
実は、前から「自家製だし」は気にはなっていたものの、作るのが面倒かなってなかなか手を出さなかったのですが、材料さえ準備してしまえば、ミルサーなどで粉末にするだけで、あっという間に作れ、それがものすごく美味しい!
もっと早く挑戦していればと、ちょっと後悔しています(笑)
手作りの出汁なら、材料の配分を変えれば自分好みの粉末だしが見つかるかもしれません。
そんなことも楽しみながら、手作りを楽しむのもいいものですね!