東京に住んでいると楽しいことがたくさん。
電車を乗り継げばすぐにいろんなところに行けるし、ショッピングもカフェ巡りも何だっていっぱいあって毎日刺激的ですよね。
でも刺激が多すぎてゆっくり安らぎにくいのも事実。
今はいっぱい遊べて楽しいけれど、将来はもう少し静かで自然豊かな田舎へ引っ越したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方におすすめ!東京に住んでいるからこそ活用できる移住補助金制度をご紹介します。
お得に楽しいスローライフを目指しませんか?
1.移住を検討している人は多い
2020年以降コロナウイルスの影響でテレワークが可能になり、*1
地方移住の関心が20代・30代を中心に高まってきています。
理由は以下の通り。都会の魅力もさることながら、田舎にも魅力がたくさん。
「人口密度が低く自然豊かな環境に魅力を感じたため」
「テレワークによって地方でも同様に働けると感じたため」
「ライフスタイルを都市部での仕事重視から、地方での生活重視に変えたいため」
実際に内閣府が実施した調査を見てみても東京都23区に住む20代の約3分の1は地方移住に関心があり、東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に住む20代の約3割も関心が高くなったと回答しています。
東京に今住んでいて、将来田舎での生活を考えている方はよりお得な補助金制度を利用して移住できる可能性が高いのでぜひ見てみてくださいね。
*1引用元:内閣府 「第2回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」
2.移住支援金制度
田舎へ移住するには様々な補助金制度が公示されていますが、東京に現在住んでいる方におすすめなのが「移住支援金」。
移住するだけで最大100万円をもらうことができるんです!
移住支援金とは
東京23区に在住または通勤する方が、東京圏外(※1)へ移住し、起業や就業等を行う方に、都道府県・市町村が共同で交付金 (※2)を支給する事業。
- ※1 東京圏内の条件不利地域を含みます。
- ※2 世帯の場合は100万円以内(18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は18歳未満の者一人につき最大30万円を加算)、単身の場合は60万円以内で都道府県が設定する額。
対象者
①②双条件に当てはまる必要があります。
①【移住元】東京23区の在住者または東京圏から東京23区へ通勤している者
- 移住直前の10年間で通算5年以上、東京23区に在住または東京圏(条件不利地域を除く)に在住し、東京23区へ通勤(※)していた者。
ただし、直近1年以上は、東京23区に在住または通勤していることが必要。
※雇用者としての通勤の場合にあっては、雇用保険の被保険者としての通勤に限ります。 - 東京圏(条件不利地域を除く)に在住しつつ、東京23区内の大学等へ通学し、東京23区内の企業等へ就職した者については、通学期間も本事業の移住元としての対象期間に加算可能。
②【移住先】東京圏以外の道府県又は東京圏の条件不利地域への移住者(移住支援事業実施都道府県・市町村に限る)
- 移住支援金の申請が転入後3か月以上1年以内であること。
- 申請後5年以上、継続して移住先市町村に居住する意思があること。
就業条件
以下の1~4のどれかに該当する必要があります。
- 地域で中小企業等へ就業
- 移住支援金の対象として都道府県のマッチングサイトに掲載されている求人に就業すること。
- または、プロフェッショナル人材事業または先導的人材マッチング事業を利用して就業すること。
- テレワークによる業務継続
- 自己の意思によって移住し、移住先で移住前の業務を引き続き行うこと。
- 市町村ごとの独自要件
- 市町村が地域や地域の人々と関わりがある者(関係人口)として認める要件を満たすこと。
(要件は市町村によって異なるため、詳細は移住希望先都道府県・市町村へ直接お問い合わせください)
- 市町村が地域や地域の人々と関わりがある者(関係人口)として認める要件を満たすこと。
- 地方創生起業支援事業を活用
- 1年以内に起業支援金の交付決定を受けていること。
※東京圏:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
※条件不利地域:「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」「山村振興法」「離島振興法」「半島振興法」
「小笠原諸島振興開発特別措置法」の対象地域を有する市町村(政令指定都市を除く。)
【一都三県の条件不利地域の市町村】
・東京都:檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ケ島村、小笠原村
・埼玉県:秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町
・千葉県:館山市、旭市、勝浦市、鴨川市、富津市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、東庄町、
九十九里町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町
・神奈川県:山北町、真鶴町、清川村
申請方法
以下書類を各自治体の移住支援課へ提出し、審査を通過すると100万円を受給できます。
・本人確認ができる書類(写真付身分証明書等の写し)
・世帯全員の移住前の居住地及び居住期間が確認できる書類(移住前の居住地の住民票の除票の写し等)
・世帯全員の住民票の写し
移住前の居住地の市町村税又は特別区税を滞納していないことを証する書類
ただし申請は転入日から3か月以上1年以内となりますので注意しましょう。
また、申請先、申請書類等は各自治体によって異なります。詳細は一度転入先へ問い合わせましょう。
例えば、私の住む岡山県新見市の場合はこちら。
まとめ
いかがだったでしょうか。手続きも比較的容易に行えますし、何より移住するだけで100万円を受給できるのはとても魅力的です。
田舎へ移住するとライフラインの基盤を整えたり、生活必需品を購入したりと何かと入用なのがお金。
賢く制度を利用してより豊かで自分らしい生活に向けた田舎暮らしを始めましょう!
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移住歴10年のベテラン移住者から移住歴1年の移住初心者、さらに地元出身の方など様々なスタッフが所属していますので、お気軽にお問い合わせくださいね。