古米の美味しい食べ方。
工夫次第で美味しいご飯に生まれ変わります!
9月に入り、稲刈りが終わっているところが増えてきましたね。
最近の傾向としては、稲刈りの時期がどんどん早くなっているようで、早いところではお盆を過ぎたあたりから稲刈りをしているところもあるようです。
特に今年は猛暑で、残暑残る今の時期の稲刈りは大変そう、、、
しかし、稲刈りが始まったということは新米の季節がやってきたということ!
炊き立ての新米は甘くて美味しい、この季節限定の贅沢な味わい。
そんな新米を毎日食べたいと思うかもしれませんが、まだ昨年のお米が残っているという方もちらほらおられるのではないでしょうか。
お米の保存状況が良くなかったりや保管期間が長くなると、お米を炊いた時に匂いがしたり、パサパサしたりしてきます。
捨てるには勿体無い古米を美味しく食べたい!
そんな願いを叶えてくれる古米のおいしい炊き方8選を紹介していきます。
1)【におい】みりんや料理酒などのアルコールを少量入れて炊く
みりんや料理酒などを大さじ1〜2杯ほど入れて炊くと、古米特有の臭いが気にならなくなり、おいしく仕上がります。
甘みとコクがプラスされて、風味が出て艶出しにも◎。
2)【におい】炊き込みご飯などの味付きご飯にする
白米で炊くと臭うなら、炊き込みご飯や混ぜご飯などの味付きご飯にしてみる。
古米はお米自体の水分が少なくなっているので、よく水分を吸います。それを利用することで、ご飯自体にしっかりと味が入ります。
いつもより少し多めの水分&調味するのがポイントです。
3)【におい】竹炭を入れて炊く
竹には「気孔」と呼ばれるたくさんの穴が開いており、臭いのもととなる物質を吸着、分解してくれます。それが、古いお米の独特の臭いを解消してくれるということです。
さらに、竹炭に含まれるミネラル成分が水に溶けて、ふっくらおいしく炊き上がるそうです。
4)【パサパサ感】浸水を長めにする
古米は水分が少なくなっているので、いつもより多めの水で長めに浸水するとふっくら仕上がります。
浸水時間は、夏場なら30分、冬場なら2時間程度。
朝炊き上がるようにタイマーセットしている方は、水加減だけ注意しましょう。
5)【パサパサ感】エキストラバージンオリーブオイルやサラダ油
米1合に対して、大さじ1/2程度の上質なエキストラバージンオリーブオイルやサラダ油を加えると、少しパサつく米がしっとりツヤツヤなお米が炊き上がります。
オリーブオイルの香りが気になる方は、香りのない無色の太白ごま油がおすすめです。
6)【パサパサ感】お餅を入れる
浸水する時間がない方にはおすすめ。
お餅があればの話になりますが…餅を1枚程度小さくカットして一緒に炊きます。
パサパサしたお米がもっちりとした食感になり、古米感を払拭してくれます。
7)【パサパサ感】氷を入れて炊く
浸水した後の窯に、2かけらほどの氷を入れて一緒に炊きます。
甘味が出て、ふっくらと炊きあがります。
この方法はよく知られていますね。
8)【パサパサ感】チャーハンやパエリアに
パラっとした仕上がりが美味しいとされるチャーハンやパエリアにしてみるのもいいかと思います。
通常、チャーハンを作る時は火力が必要ですが、家庭では火力が足りないためベチョっとなりがち。古米のパサパサ感を利用することで、パラっとしたチャーハンが簡単に出来上がります。
炊いた時にパサパサしていると思ったら、ぜひ応用してみてください。
以上、古米を美味しく食べる方法8選でした。
よく知られている方法や初めて知った方法など、いろんな工夫がありましたね。
我が家にもまだ古米があるので、白米が美味しくないな…と思ったら、いろんな方法を試して古米を完食していきたいと思います!