お気に入りの布で簡単に作れる!
食品を包んでも安心のエコなキッチンアイテム☆
食品を包んだり食べ残しを保存するのにとても重宝するラップ。
なくてはならないキッチンアイテムの一つと言えるかもしれませんね。
しかし、使用後はゴミとして捨てられるため、あまりエコじゃないな〜と思ったことがありませんか?
私もそう思っている内の1人。
私も普段からラップは使っているのですが、なんだか環境に良くないなと思い、食べ残しはタッパーに入れ替えて保存したり、繰り返し使えるジップ付き保存袋を使うなど、なるべくラップを使わない暮らし方を心がけています。
スマホを見ていて、ふと目に止まったのが「みつろうラップ」
「みつろうラップ」は、みつろうを布に染み込ませて作るラップのことで、繰り返し使えるエコなラップ。手のぬくもりで温めることにより、どんな形にもフィットしてくれる優れものなのだとか。
それが材料さえ揃えば手作りで簡単に作れるというのです。
ゴミを減らしながら、お気に入りの布でエコな暮らしが叶いそう☆
それでは、エコなラップ「みつろうラップ」の作り方や使い方について紹介します。
みつろうラップ作り方
今回は、家にあったハギレを使って作ってみました。
作り方によっては、布の重さの割合でみつろうを使っている方法も紹介されているので、それも参考にしてみるといいかもしれませんね!
材料
・綿100%の布※
・蜜蝋ビーズワックス
・クッキングシート:布のひとまわり大きいサイズ2枚
・天然オイル※※
※お好きなサイズの布で良いです
※※ホホバオイルやオリーブオイル、ココナッツオイルなどを使います。 なくても作れますが、厚地布で作ると硬くなりすぎることがあるのでオイルを使うと良いです
道具
・アイロン
・アイロン台
・クッキングシート
・新聞紙(4枚程度)or段ボール
作り方
①アイロン台の上に新聞紙、クッキングシート、布の順番に重ね、蜜蝋ビーズワックス(オイル)を布全体に散らします。その上に、もう1枚のクッキングシートを重ねます。
※みつろうが溶け出てしまうので、クッキングシートの中央に布を配置してください
②低温(80~120℃)のアイロンで様子を見ながら、みつろうを溶かします。
※布全体に染み込むように みつろうを溶かしながら、伸ばしてください。
③みつろうがしっかり溶け、布全体に浸透したら、上のクッキングシートを外します。
そのまま、熱が冷めるまで待ち、完全に冷めたら下のクッキングシートを外し完成です!
便利な使い方はたくさん!
手で温めながら包んでいくことで、どんな形にもフィットさせることができるため、ラップのように使うことができます。みつろうの性質上、冷蔵庫に入れておくと硬くなり、常温ではやわらかくなります。
冷凍するのも可能だそうですが、
便利な使い方をいくつかご紹介します。
①野菜の保管
調理過程で残った野菜を包んでおくことで、みつろう特有の天然の保湿性と抗菌性で、鮮度が長持ちするのだとか。
②パンやおにぎりなどの包み
適度に保湿もしてくれるので、乾燥しがちなパンを包んだり、抗菌性を利用して常温のおにぎりを包むなどすれば、見た目も可愛らしいです。
③ラッピング
食べ物のお裾分けをする時などにも重宝します。見栄えはもちろんのこと、そのまま「みつろうラップ」をプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。
他にも、ピクニックなどでちょっとしたお皿がわりにしたり、お菓子入れなど、幅広い使い方ができるのもおすすめなアイテムです。
使用後は優しく水で洗い流し、自然乾燥すれば、いつも清潔に使うことができます。また、汚れが気になるときは、薄めた食器用洗剤で優しく洗えば汚れもスッキリ!
知っておきたいデメリット
みつろうの性質上、熱にとても弱いです。そのため、以下の点には注意して使う必要があります。
・熱に弱いので温かいものや電子レンジは使用不可、直射日光は当てない
・ゴシゴシ洗うのは避ける
・生肉、生魚には使えません
・密封できないので、汁物には注意する
・保管するときは、広げた状態か優しくクルクル巻く。私はクリアファイルに挟んで保管しています。
材料さえ揃えてしまえば、あっという間に作れてしまう「みつろうラップ」
お気に入りの布で作れば使うのも楽しくなりますし、つい作りすぎてしまった時は、食べ物などと一緒にプレゼントとしても喜ばれると思います。
ぜひ、「みつろうラップ」を取り入れて、エコな暮らしをしてみましょう☆