あずきを煮出して作る「あずき茶」
ホッとする香りと女性に嬉しい効果・効能も。
和菓子や赤飯、おしるこなどに使われているイメージの”あずき”
前回、あずきと麹を使った”発酵あんこ”を紹介しましたが、今回は”あずき”を煮出して作る”あずき茶”を紹介していきたいと思います。
- サポニンが含まれており、コレステロール値や血糖値を下げ、血栓を防ぐ効果がある
- カリウムが含まれており、利尿作用が強いため、余分な水分や塩分を排出して血圧の上昇やむくみを防ぐ効果がある
- マグネシウムが含まれており、毛細血管を広げて血圧を下げる効果がある
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- ビタミンB群が多く含まれており、肌の新陳代謝を活発にしてくれる
- ニキビや吹き出物などの肌トラブルの予防にも効果がある
- アミノ酸バランスが良く、爪や皮膚のホルモンを作る亜鉛も含まれている
- ポリフェノールが豊富で、抗酸化作用が高いので身体のサビの原因となる活性酸素を除去してくれる
- 食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境の改善や便秘の緩和に役立つ効果が期待できる
- 食物繊維は腸内で水分を吸収し、腸の動きを促進することで便通を改善すると言われている
recipe
あずき茶
<材料(約2人分)>
乾燥あずき豆 50g
水 700cc
<作り方>
①乾燥あずき豆は、水洗いし水気をとっておく。
②鍋にあずきを入れて弱めの中火で熱し、香ばしい香りが立つまで10分ほど炒る。
③水をゆっくりと加えて煮立ったら弱火にし、30分ほど煮出す。
④茶漉しやざるでこせば完成です。
器に注ぐと、綺麗な赤茶色をしたあずき茶が出来上がりました。
煮出している時から部屋には、おしるこのようなほんのりと甘い香りが漂い、ホッとする味わいと香りに癒されるお茶ができあがりました。
また、お茶として楽しんだ後の小豆は、あんこにしたり、ご飯やお菓子に混ぜるなどして、持て余すことなく食べることができますので、食べ方を紹介します。
アイスやヨーグルトにトッピング
アイスやヨーグルトに小豆を入れて食べると、腸がよろこぶスイーツに早変わり。
無糖のヨーグルトを使うときは、少しはちみつを加えてみるのもおすすめです。
ご飯に混ぜて
炊きたてのご飯に小豆と少しの塩を加えて混ぜれば、赤飯のような味わいに。
塩昆布などと合わせて、おにぎりにしても美味しいです。
食物繊維がしっかり摂れるので、ご飯だけで食べるよりも血糖値が上がりにくくなります。
パンやスイーツなどに加えて
パンやパウンドケーキ、蒸しパンなどに混ぜ込めば、手軽にあずきの食物繊維が摂れます。
ぜんざいやあんこに
砂糖を加えて、ぜんざいやあんこ、麹を使って発酵あんこにするのもおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
ライターnamiがこの冬、お気に入りにとなったお茶でもあります。
さまざまな栄養素を含んでいる”あずき茶”を、毎日取り入れて飲みたいお茶の一つですね。
ぜひ、あずきがあるという方は試してください!