地方へ移住したいと思っている人の中には、空き家の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。田舎では、少子高齢化が進み空き家は増加するばかり。物件は年々価格が下がり500万円以下で購入できる空き家も数多く存在しています。移住を検討している方にとっては安く購入できる点でとっても魅力的です。しかし、空き家と一口に言ってもピンからキリまであります。とても住めないような物件を買ってしまわないためにも、空き家探しをするときのポイントを把握しておきましょう。
空き家を探す
先ず、最初に空家の探し方として一般的なものを挙げてみると、以下の3つが挙げられます。
- 公的機関サイト >空き家バンク制度を使う
- 民間サイトまたは専門誌 >不動産会社に問い合わせる
- 人づて >親戚・知人等へ直接問い合わせる
空き家バンク
今、一番メジャーなのが空き家バンクです。自治体が主体となって空き家の情報を集め、それを一般に公開するという仕組みのことで、インターネットで調べればすぐに情報が出てきます。空き家バンクの良いところはなんといっても地方自治体が情報を発信している安心感!加えて、住居に関わることだけでなく移住に関する様々なことを質問できるのも魅力です。取扱い物件は売買が多くなります。
新見市の空き家バンクはこちら。
不動産会社
これが一番、確実に状態のいい物件に出会えます。空き家バンクと比較すると、綺麗な物件が揃っているようです。田舎暮らしを検討する人向けに、古民家物件を取りまとめた雑誌やサイトがあります。まずはこうした媒体を利用してみるといいでしょう。これらの媒体の多くは、個人売買や地元の中小不動産と提携を結んで情報掲載しているようです。
取り扱っている物件には賃貸も売買もどちらもあります。
人づて
一番安く入手できる方法である反面、「人づて」はその人との信頼関係が前提となります。万が一のことがあった場合、売手と買手の間でトラブルになりやすいため細心の注意が必要です。
空き家をチェックする
次に、現物確認を行う際のチェックポイントをお伝えします。
空き家となった期間は3年以内か
1年以内が理想的。3年以上だとダメージが発生しているケースが多いようです。
屋根と基礎部分に損傷はないか
屋根と基礎部分はとても重要なチェックポイント。雨漏りはないか、地震や地盤沈下でひび割れが生じていないか・・・入念に確認するようにしましょう。
水回りはそのまま使用できるか
水回りは最も傷みやすく、改装工事も高額となります。中古物件で水回りがそのまま使用できたら儲けモノ。給湯器も含めてチェックしておくとよいでしょう。
進入路・駐車場は充分か
見落としがちなのが、家までの進入路と駐車場。
いくら物件の状態がよくても、進入路が狭すぎる、駐車場が近くにないなどの訳あり物件の場合は、下手に手を出さないよう注意しましょう。
日当たりは良好か
自然環境、特に日当たりは健康にも影響してきます。建物周囲の障害物や山林の位置をしっかり確認しておきましょう。
まとめ
空き家が放置された状態になっている場合、一度売りに出したにも関わらず売れなかったという可能性もあります。他にも、不動産に扱ってもらえないほど条件の悪い物件という可能性もあります。とにかく、納得のいく物件を探すには足を運ぶことです。
写真だけで判断しない、書かれた情報を鵜呑みにしない。
“百聞は一見に如かず”
移住後の住処はその後の人生を大きく左右するライフベース。その後の生活を具体的にイメージしながら、納得いく物件を探していきましょう!
空き家探し、物件の内見、契約など遠方より泊まりで新見にお越しになられる場合は、新見市の移住支援制度「お試し暮らし支援事業」のご利用がお得ですよ。
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