毎日が楽しい、ペットとの田舎暮らし。
でも、きちんと飼い主としての役目を果たしましょう。
ペットを飼うということは、新たに「家族が増える」ということです。
これから楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、辛いことすべてを共有していくパートナーでもありますね。
移住支援のお仕事に携わっていると、田舎暮らしを希望されている理由の一つとして、ペットとの暮らしを夢見ている方も多くおられます。
私も小さな頃からペットとの暮らしをずっとしてきました。
少し思い出話をすると、小学〜高校時代に飼っていたシーズー犬は私にとても懐いてくれ、私自身もとても可愛がっていました。私が学校へ行くと、勝手に家を抜け出し学校まで追いかけにきたなど、愛らしい素敵な思い出がたくさんあります。
いまの暮らしにも犬と猫の2匹のペットがいて、私にとってペット(犬)はとても身近な存在です。
これからペットと暮らしたいと思っているみなさん、飼うにはきちんとした手続きが必要(特に犬)なのをご存知でしたか?
今回は、ペットを飼う上で必要な手続きや飼い主の役目などをご紹介します。
犬を飼うには
犬を飼ったら新しい犬との生活にワクワクしていると思います。
が、それと同時に飼い主は法律により犬の登録と注射済票の交付手続きが義務付けられています。
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が法律により義務付けられています。
●登録手数料 3,000円
犬を飼われるときには、生涯1回の登録(生後91日以上)が必要です。犬の鑑札を交付し、台帳に登録します。犬の生年月日等分かるものが必要。
●注射済票交付手数料 550円
動物病院等で狂犬病予防注射を行った飼い主は、そこで交付された「狂犬病予防注射済証」を持って、注射済票の交付を受けてください。台帳に登録します。
新見市HPに詳しく記載がありますので、確認してみてくださいね。
春は狂犬病予防注射月間です
犬は飼い始めた時に手続きしたら終わりではありません!年に1度、4〜6月が狂犬病予防注射を受ける期間となっています。
都市部では、病院を中心とした定められた場所まで犬を連れて移動しなくてはいけません。しかし、ここ新見市ではある程度の小さな地区単位で巡回の日程が組まれているので、遠く離れた場所まで行くことがなく飼い主にとっても犬にとっても助かります。
(日程については新見市HPをご参照ください)
我が家の場合、家の前が指定の場所になっているので犬小屋まできてくれます。飼い犬は何が起きたのかわからないくらいの早技で注射をされていました!
【料金】
狂犬病予防注射…3,050円(注射料金2,500円+注射済票交付手数料550円)
猫を飼うには
猫は犬と違い市町村への登録は必要ありませんが、行動範囲が広いことと、繁殖能力が高いことから生後1年以内にワクチン注射を受けるとともに、去勢、避妊手術を受ける事を勧めます。
というのも、よく野良猫が家の辺りをうろついていたりしませんか?猫は行動範囲が広いため、家と外を行き来する飼い猫もいると思います。その場合、去勢・避妊手術をしていないと、知らぬ間に子猫が生まれてしまったという話をよく聞きます。猫は1度に平均5匹の子猫を産むそうです。その子猫を全て家で責任持って飼う方ばかりではないと思います。
犬と違って、初期の手続きの必要がない分、飼い始めるのは容易かもしれませんが、これからのことも考えなければなりませんね。
ペットを飼うということは、、、
今回は、ペットとして馴染みのある犬や猫の紹介でしたが、これに限らず全てに言えることは、最期まで責任を持って飼うという約束ができなければいけないということ。お世話はもちろん、餌代・消耗品代など費用もかかり、生活が制限されることもあります。
ただそれ以上に、ペットがいる事により生活に潤いをもたらしてくれるのも事実。
人もペットもみんながハッピーで楽しい暮らしをするためにも、しっかり考えた上で飼いだしましょう。