最初にご紹介したいのが新見市立中央図書館(通称:まなびの森新見図書館)。
2017年4月に移管オープンした新しい図書館です!
もともと生涯学習センターとして運用していた建物を総事業費5.8億円かけて大改装。とっても綺麗でおしゃれな施設へと生まれ変わりました。
フロアは1F~3Fに分かれていて、各階に整理・分類された蔵書が。蔵書数は約10万冊。2018年3月末に入館者数20万人を突破し、新見市民にこよなく愛される図書館として数多くの人に利用されています。
1Fには新刊コーナーが特設されており、足を運ぶ度に最新の書籍が顔を変えてお出迎え。
正面に見えるサイネージパネルでは、最新情報や館内案内に加えて新見市観光情報等を確認することができます。そして岡山県で2番目の設置となる“読書通帳機“がカウンター横に配置されており、借りた本を通帳に記録してくれるといったサービスも導入されています。新見市のマスコットキャラクター”にーみん“が愛らしくデザインされたこの通帳。カウンターのお姉さんにお願いすれば無料で作ってもらえますよ。
2Fに上がるとパソコンコーナーや雑誌・新聞の閲覧コーナーがあり、続いて小説や歴史、人類科学などの一般書がジャンルごとに並んでいます。
特に注目したいのが、農業関連本の特集コーナー!新見の暮らしと農業は密接に関係していることもあって、ちょっとした調べごとに大変役立ちます。更に深く学びたい方には“ルーラル電子図書館”のサービスもおすすめ!各地の伝統料理や農作物の病気・害虫の写真データなど、「食と農」に関するさまざまな情報を調べることができるデータベースを、館内のパソコンを使って無料で閲覧できるというサービス!これは利用しない手はないですね!
更に奥へ突き進むと、岡山県下の郷土資料を取りそろえたスタディールームがあります。このスタディールーム、いつ誰がどのような用途で使用しても使いやすいようにブースごとに仕切られた学習スペースが備えられていて、ブース毎に照明とコンセントが設置されています。1Fのカウンターで申し込めばWi-Fi利用もできるので、仕事や勉強がはかどること間違いなし。個人的にとってもお気に入りのスペースです!
3Fに行くと、まず目に飛び込んでくるのがとっても可愛くてユニークな絵本コーナー。デザインセンス溢れるキッズチェアやテーブル、床暖房も完備されています。絵本以外に大型絵本や紙芝居も充実していて、一緒に読み聞かせを楽しむ親子も多く見られます。
絵本コーナーを背に、さらに奥へ進むと児童書コーナーが続きます。その脇には料理、裁縫、家事、子育てなどに関する本が並んでいて、お母さんと子どもが同じ空間で本を楽しめるよう本の配置に工夫をされたんだそうですよ!
窓際にはユニークなデザインのパーソナルブース(もちろんこちらもコンセント付)も設置されていて、勉強に励む学生さんの姿が数多く見られました。
新見で暮らす市民誰もが利用しやすいように設計された、ホスピタリティ溢れる図書館!
こんな本がほしい、こんなことを調べたいんだけど・・・そんなリクエストにもとっても柔軟に対応してくれますよ!
開館して2年目を迎える“まなびの森新見図書館”。
全国に誇れる素敵な図書館となるよう市民みんなで育てていきたいですね!
新見市立中央図書館
施設案内 → https://lib.city.niimi.okayama.jp/facility_niimi.html