各地で続く、記録的猛暑。ここ新見も暑い日が続いております。
そんな猛暑の中、子供達にはお待ちかねの夏休みが始まりました。
約40日の長いお休み!こんなにもスペシャルなお休み、子供時代しかありません。せっかくなので、普段できないようなことに熱中して充実した夏休みを過ごしてほしいものです。
さて、そんなキッズにオススメの夏休みの提案です。
この夏休み、星空が熱い!!
火星が大接近していることは、みなさんご存知の通りかと思いますが、それ以外にも、皆既月食やペルセウス座流星群など、今年の夏は天体ショーがめじろ押しです!
そして、何よりも、新見の夜空は天体観測にもってこいの条件が揃っています。
少し市街地を離れるとまわりは標高400m〜600mの山や台地。人工の灯りが少なく、空気も澄んでいます。また、その標高のおかげで夜は涼しく、夏の夜空をゆったりした気持ちで堪能することができるんです!
以下、この夏休み中に繰り広げられる天体ショーを紹介しますね。
(詳しい解説を知りたい方は、国立天文台のWEBサイトがオススメです。)
皆既月食(2018年7月28日)
今年、二度目の皆既月食。今回は午前3時24分から欠け始め、4時30分に皆既食となります。いつものラジオ体操より2時間早く起きての観測となりそうですね。
新見の月の入り時刻が5時20分くらいなので、夜明けとともに皆既食中の月が沈んでいく感じでしょうか。見たことがない現象なので、とても楽しみです。
この時期、月は真西よりやや北側に沈みます。見せ場で山や建物などの障害物で阻まれないよう、今のうちから、月の沈む位置を確認しておくと確実かもしれません(^^;
そして、欠けた月の傍には、最接近目前の火星が赤く光っていることでしょう。
詳しい解説はこちら。
【国立天文台サイト 皆既月食(2018年7月28日)】
火星大接近(2018年7月31日)
すでに、赤く明るく輝く火星を見られた方もおられるかもしれません。大接近は7月31日です。この大接近はなんと15年振り!
夜9時頃だと南東の低い空で見られます。
詳しい解説はこちら。
【国立天文台サイト 火星大接近2018】
ペルセウス座流星群(2018年8月13日)
毎年、お盆の頃に見られるペルセウス座流星群ですが、今年は8月11日が新月の為、月明かりの影響が少なく、観測に適した条件が揃っています。8月13日の午前10時が流星のピークのようですが、日本はその時は昼間ですので、8月12日の夜から13日の朝にかけて観測するのがオススメです。
ちょうどお盆休み中なので、帰省中の都会の子供たちにも観測しやすいのではないでしょうか。
詳しい解説はこちら。
【国立天文台サイト ペルセウス座流星群2018】
この夏の新見の夜空、いかがでしょう?
わたくし、大人になってだいぶ経ちますが、童心に返ったようにワクワクしております(笑
プラネタリウムで天体SHOW
もし、夜更かしが苦手な子や、見逃しちゃったというキッズがおりましたら、エアコンの効いたプラネタリウムで星空を感じるのも悪くないですよ。県内各地の科学館や博物館で、この夏の天体ショーについて特集しています。
倉敷科学センター(倉敷市)
http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/lifepark/ksc/index.html
岡山天文博物館(浅口市)
http://ww1.city.asakuchi.okayama.jp/museum/index.html
これらの科学館や博物館など、高梁川流域圏内の社会教育施設に無料で入館できる小学生向けのパスポートを新見市内の小学生は配布されています。こちらもとってもワクワクするパスポートです♪
【高梁川流域パスポートについて】
http://takahashiryuiki.sakura.ne.jp/kids/passport/