先日、我が家の恒例イベント、幼児クラブに参加してきました。
今回は米粉パン作り体験です。岡山県新見市哲西町にあるきらめき広場哲西の調理室で行いました。講師は施設内に店舗を構える米粉パンの店こめ工房の方です。毎年幼児クラブのイベントの一つになっており、我が家も三年連続の参加となりました。
きらめき広場哲西
庁舎(新見市哲西支局)、診療所(内科、歯科、薬局)、図書館、保健福祉センター、文化ホールを一体化した総合施設です。道の駅「鯉が窪」が隣接し、近隣に商工会議所、信用金庫、郵便局、保育所もあります。哲西地域の行政、経済、暮らし、観光の中心となっている場所です。
米粉パン作りスタート!
まずは手洗い。
今回は参加人数が親子総勢30人と大変な盛況ぶりだったので、全員が洗い終わるのに5分もかかってしまいました。
次に講師の方が実際にパンを作りながら細かい説明をしてくれるのを聞きます。
続いて実践。
親子でこねこね、パンを作っていきます。
こめ工房さんで既に一次発酵を終えてくださった生地を6等分し、中に入れるクリームやジャムを包み入れ、成型。あとは発酵と焼き上がりを待つのみ。楽しいところだけのいたって簡単な作業です。粉をふるいにかけたり、分量を量ったり、本格的に作りたい人には物足りなさもあるかもしれませんが、幼児クラブでの参加なので0~6歳の未就学児がメインでパンを作るのには十分な内容です。
子供達はうさぎの形や、カメ、クマなど様々な形にチャレンジしていました。我が子は新幹線、岡山県の形に。そして私はメガネパンに挑戦。成形後にチョコペンで目や鼻を書くのでかろうじてそれらしく見えますが、メガネがブラジャーにしか見えず、、、焼き上がりが心配でした(汗
中に入れるクリームは、カスタード、チョコレート、抹茶、クリームチーズ、豆乳クリーム、バナナクリーム、ブルーベリージャム、それにあんこです。昨年はカレー、カボチャクリームなどもありました。時期によってクリームの種類は変わるようです。
鉄板の上で成形が終わったら、調理室から隣接するこめ工房にパンを運びます。パン屋さんの本格的なオーブンで焼いてもらえるのがポイントです。待つこと一時間半、次々に焼きたてのパンが運び出されます。こめ工房の店頭で各自自分が作ったパンを受け取ります。店先は焼き立てのパンの香りでいっぱいです♪
待ち時間は、調理室向かいにあるきらめき広場哲西の子育てルームを貸し切っていたので、子どもたちもおもいっきり遊ぶことができました。その間、私は隣のフロアーの図書館に。子どもたちは子ども同士で遊んでいたので久しぶりにのんびり図書館を満喫出来ました。
哲西の米粉
ここで米粉について私が得た知識を少し。
実はわたくし、米粉パンに出会うまで、米粉からパンを作れるとは思ってもみませんでした。米粉から作られる食べ物としてはお煎餅やお団子などの和菓子が一般的です。
調べてみると、近年の製粉技術の発達によって、とっても細かい粒子の米粉が製造できるようになったそうです。それによって、パンやケーキ、麺類と今では小麦粉の代替品として幅広く使われるようになりました。
パンにすると小麦粉とくらべてモチモチした食感を味わえますし、天ぷらの衣として使うと米粉は油を吸いにくいのでヘルシーで、また、時間が経ってもサクッとした仕上がりを保てるそうです。米粉ならではの利点ですね。
そして何よりも、日本は小麦の大半を海外から輸入しています。
なんと、国産米粉パンを国民1人が1ヶ月に3個食べると、日本の食料自給率が1%アップするとの試算もあるそう!
この哲西の米粉パン、実は長男が通う小学校の給食でも月に一度のペースで登場していたのですが、米粉パンを食べることによって多少なりとも日本の食料自給率アップに貢献していたとは驚きです。
きらめき広場哲西に隣接する道の駅『鯉が窪』には米粉製粉所も併設されており、ここで新見産米粉を買うことができます。パン用ミックス粉(小麦粉とブレンド)、揚げ物用の微細粒粉など、お料理に使いやすい形で販売していますよ。