「家庭菜園で栽培した野菜って売ることができるの?」
そんな疑問をお持ちの方に、今回は直売所での野菜販売の方法を紹介します!
以前、当サイトに投稿しました、
ライターnamiが新見にお嫁に来たばかりの頃に小さく始めた家庭菜園のお話はこちらをご覧くださいね。
収穫した野菜を家族で食べる、親戚や近所に配る。次第に畑の面積も増加、収穫する野菜の量も増えてきた。でも廃棄するのも勿体ないし、、、
「さて、どうしよう?!」
そんな時に役立ってくれるのが農産物直売所です。
田舎道をドライブしていると時々見かけるお野菜市場。ここに持ち込んで販売してもらうのです。直売所といっても実はその形態は様々。大まかに分けて以下の5つの形態に分かれます。
- 単独の農家が自分の土地で販売している直売所
- 複数の農家などが出資して運営する直売所
- 商工会が運営する直売所
- 農業協同組合が運営する直売所
- 道の駅に併設する直売所
STEP1:運営する管理者に出荷したいことを伝え、会員登録をする
ここにあげた直売所は、どれも地元の農家さんが野菜を売るためにあるお店。
直売所のそれぞれの管理者に出荷したい要望を伝えれば誰でもすぐに出荷できるようになります。家庭菜園規模で野菜を作っている人も多いので、はじめての人でも気軽に出荷できます。登録時、年会費の支払いが必要となりますが、その金額は各直売所で全く異なりますので問い合わせが必要です。(※新見市の場合¥1,000~¥5,000程度)
JA運営の直売所になると、JAの組合員(出資金もプラスで必要)となるところからスタートしなければならないため、少量を販売したい人にとっては少しハードルが高いと言えます。
STEP2:採れたての野菜を袋詰めし直売所へ!
野菜を収穫し終えたら、販売するための袋詰め作業を行います。直売所では、販売価格や量・規格に特別な制限がなく、生産者側で設定することができます。(ただし、他の出品者と大幅な違いがある場合は多少の変更をお願いされることがあるようなので、あらかじめ相場を確認しておくようにしましょう。)
最初のうちは少量出荷からスタートしてみて、販売の様子を見ながら量を増やしたり、価格を調整してみるのがいいかもしれませんね。
STEP3:登録した出荷者コードのバーコードを貼り店頭へ!
さあ、いよいよ納品です!朝一で野菜を直売所に持ち込んだら、あらかじめ設定しておいた販売金額を入力し値札用のバーコードシールを作成し貼り付け店頭へ並べます。(バーコードを印刷する端末はそれぞれの直売所に設置してあります。)値札には生産者情報、品種名、金額、出荷日、識別マーク、バーコード等が印刷されていて、販売情報や売上金額がデータで確認できるようになっています。
STEP4:売れ残りの野菜を引き取りに行く
売れ残った野菜は自分で引き取りに行きます。
その日の夕方か、次の日の朝か、引き取り時刻は多少変わります。場所によってはそのまま処分してくれるところもありますが、基本的に直売所では手数料が安いこともあってか、店舗側で野菜の管理はしてくれません。じゃがいもや、カボチャ、玉ねぎなど数日並べても品質が変わらないものは並べておくこともできますが、葉物野菜であれば基本引き取って持ち帰るようになります。
Question:気になる手数料は?
調べてみたところ、多少の差異はあるようですが新見市内は平均15%程度となっています。半月締め、または月締めで指定口座に売上金が振り込まれます。
せっかく栽培された野菜。廃棄するのは勿体ない!販売できればお小遣いにもなります。直売所は好きな量を好きな時に出せるのが魅力です。急な用事で数日出荷ができない場合も問題ありません。出荷できる時に出荷すればいいのでとっても気楽です。また、どんな野菜を持って行ってもいいので、好きな野菜を作ることができますよ。
まずは最初の一歩!是非問い合わせてみてくださいね♪
<新見市の主な直売所>
- JAあしん あしん広場(新見市正田397) TEL 0867-72-7705
- 道の駅 鯉が窪(新見市哲西町矢田3585-1) TEL 0867-94-9017
- 大原観光果樹園(新見市草間1204) TEL 0867-74-3202
- 哲多ふるさと市場 (新見市哲多町本郷676-1) TEL 0867-96-3667
- 矢田特産市場 (新見市哲西町矢田459-1) TEL 0867-94-3450
- 神郷特産物展示直売所(新見市神郷下神代4898-2)TEL 0867-92-6239