秋に採れる野菜をふんだんに使った「けんちんそば」
心も体も温まるこれからの季節にぴったりの美味しいレシピ。
秋も深まり、だんだんと冬の気配が感じられる今日この頃。
お鍋などの体が温まる料理が食べたくなってくる時期になってきましたね。
今回ご紹介する「けんちんそば」。たくさんの野菜や具が入ったけんちん汁をそばにかけて食べる昔から親しまれている料理です。
たくさんの野菜を入れることによって、旨味が増し、栄養抜群の体温まる料理なんです。
実は、、、材料のほとんどが地元で手に入る地産地消の食材ばかり!
新鮮野菜
産直市場にはその日採れた地元の新鮮野菜がずらり!今回は、農産物直売所「ふれあい市場」で野菜を揃えました。
市内の中でも、種類と量がとても豊富に揃えられていて、その時その時の旬の新鮮野菜が手に入ります。そして買いに行くタイミングは午前中がオススメ!お昼を過ぎると品数が少なくなっていることもあります。
そば
そばの有名どころと言えば草間地域。昔から水が貴重だった草間台地では、稲作の代わりに、小麦や野菜やたばこ、そしてそばの栽培が盛んだったそうです。 各家々では、来客時のおもてなしにお米が準備できないので、代わりにそばを打って振る舞ったそうです。
「挽きたて」「打ちたて」「ゆがきたて」の美味しいそばが食べらるお蕎麦屋さんがあります。そこでは、そば打ち体験(要予約)もできます。
豆腐
神郷三室地区で作られている「氷室とうふ」。以前のレシピにも登場した豆腐です。
渓流から流れる綺麗な水を使用して作られた豆腐は口当たり滑らか。市内の直売所などでも販売されています。
鶏肉
市内の養鶏場で、木酢を餌に配合した飼料で育てられています。低脂肪、低カロリー、ジューシーで旨味が強く、臭みが少ない、さらにビタミンEが豊富で美味しいです。
これからの季節にぴったりの「けんちんそば」、地元の食材でお腹を満たしましょう!
RECIPE
けんちんそば
材料(4人分)
そば 4束
鶏肉 100g
だいこん 100g
にんじん 60g
ごぼう 60g
里芋 60g
油揚げ 1枚
ちくわ 1本
こんにゃく 半丁
豆腐 1/2丁
ねぎ 少々
だし汁 1リットル
醤油 適量
みりん 適量
塩 少々
作り方
材料は食べやすい大きさに切る。
鍋に油を熱し、鶏肉を炒め、豆腐・野菜(ねぎ以外)・油揚げ・ちくわ・こんにゃくを入れてさらに炒める。
炒めた鍋にだし汁を加えて具が柔らかくなるまで煮る。
煮えたら、醤油・みりん・塩で調味し、味を整える。
茹でたそばの上にかけて完成。
けんちん汁に白菜やキノコを入れると、ボリュームと旨味がアップです。
冬野菜は、上手に保管することで冬の間中食べられる美味しい食材が多いです。安く手に入る時期に、少し多めに買って保存しておくと経済的です。毎年、大根は多めに買って、新聞紙にくるんで発泡スチロールに保管して冬を過ごしています。
地元の食材は、体にもお財布にも優しい田舎暮らしかもしれませんね。