虫や病気になりにくい!?「自然農法」とは?

農薬や肥料に頼らない野菜作り
野菜本来の味が堪能できる栽培方法です!

 

「自然農法」という言葉を耳にしたことがありますか?

自然農法は、「農薬や化学肥料に頼らず、農作物がもつ生命力を活かす栽培方法」のこと。

私も何となく自然に任せた栽培方法だと言う認識でしたが、必要以上に耕作をしないなど、より自然に近い状態で作物を育てる栽培方法だと言うことを改めて知りました。

それでは、より具体的な内容について解説していきたいと思います。

自然農法

自然農法とは「自然の力を尊重して農作物を育てる」方法。

基本的には、無肥料、無農薬、不耕起(耕さない)、無除草すなわち草を生やしたまま栽培をします。

できるだけ人の手を加えずに、自然に任せた栽培を目指した農法なのです。

自然に近い栽培方法としてその他にも、自然栽培(最低限耕す・最低限除草する)無肥料栽培(耕す・除草する)自然農(耕さない・除草する、有機肥料を使う場合もある)と区別されるものの、大きな捉え方は自然に寄り添った栽培方法だと言えます。

ここで紹介する自然農法は、この中でも、より自然に寄り添った栽培方法なのかもしれませんね。

しかし、慣行栽培をしてきた身としては、自然農法で野菜がきちんと育つのか、虫にやられないのか不安になります。

そこで、自然農法の正しいやり方とメリット・デメリットについてもお話ししていきたいと思います。

自然農法のやり方

前述した通り、自然農法は人の手を加えずに、作物を栽培していく方法。

慣行栽培から自然農法に切り替えるには、まず畑にどんな雑草が生えているかということを知ること。

カラスノエンドウ、ハコベ、オオイヌフグリ、ホトケノザといった草が生えているのであれば野菜を育てることが可能。

イネ科の雑草やスギナのような草ばかり生えている場合は、養分不足や野菜を育てるのには適さない酸性土壌の確立が高いので、土の養分を高めてあげる必要があります。

自然農法を行いながら土を肥沃にしていくことも可能ですが、時間がかかりすぎるので最初は堆肥などを入れるのがおすすめのようです。

また、慣行栽培をしていた土地であれば、土が肥えているので、イネ科のトウモロコシやライ麦などをまいて、肥料を吸い上げてもらうクリーニングクロップが必要になるようです。

野菜の種子については、市販の種は慣行栽培用に品種改良されているので、うまく育たない可能性が高いそうです。なので、固定種や在来種の種で始めましょう。

 

メリット・デメリット

メリット

  • 肥料や農薬を使わないので、環境負荷が低い
  • 農薬を使わないので、健康に良い
  • 作物本来の味が味わえる
  • 特別な機械を使用しない

デメリット

  • 慣行栽培に比べて収量が少ない
  • 周辺からの理解が得られにくい

肥料や農薬を使わないと育たないというのは、どうやら固定概念からきているもので。土にいろんなものを混ぜるから土が病気になり、野菜も病気になるのだとか。

収量こそ少なくなるかもしれないですが、自然に育った野菜はえぐみなども少なく野菜本来の味が楽しめるようなので、家で食べるだけの量であれば、自然農法でも充分事足りそうですね。

何よりも、耕したり草取りをする手間がいらず、肥料などの費用もかからないので、ほぼメリットしかないのではないかなと思います。

ステップアップした家庭菜園に挑戦!自分で育てた野菜から種取り

また、自然農法では種は自分で採取して翌年に使う自家採取での栽培も可能になるため、翌年は自然農法を一部で実験してみようと思います!

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