補助金申請って難しい?【空き家活用推進補助金】申請の流れと必要書類

2018年度空き家補助申請方法

新見市では、移住希望者さんなどが市内の空き家の「購入」「改修」「家財整理」を行う場合、その経費の一部を補助する「空き家活用推進事業補助金」制度を用意しています。

新見市に住んでみたい!ずっと暮らしたい!という人を増やしていくために、少しでも住みやすい家で思い描いた新見暮らしが送れるよう、新見市がサポートする事業で、最大で520万円が交付されます!
※520万円は補助対象事業全ての補助限度額を合算した場合です。また、補助金交付には条件がございます。制度について詳しくは、前回紹介しましたこちらの記事をご確認ください。

今回は、具体的にどうやって申請をするのか、実際に制度を使い移住なされた方の話を交えながら解説させていただきます。

空き家活用推進事業補助金の概要

2018年度の新見市では、空き家の「購入」「改修」「家財整理」を行う場合、空き家を使いたい人(使用者)あるいは、空き家の持ち主(所有者)が申請をすると、

  • 空き家を「購入」することに対して、その購入金額の3分の1(補助限度額200万円)
  • 空き家の設備を「改修」することに対して、その工事金額の2分の1(補助限度額300万円)
  • 空き家の家屋内に残された「家財整理」をことに対して、その処分にかかる経費の3分の2(補助限度額20万円)

が交付されます。これは全国的に見ても手厚い制度で、移住希望者さんにとっては、かなり心強い制度です!移住された多くの方が、この制度を利用し、補助金の交付を受け、新たな暮らしをスタートなさっています。

制度についての詳細は、こちらの記事をご参照ください。

https://nimmi.jp/ijusupport_2018akiyahojyoseido/

申請に必要な書類

さて、早速ですが、申請には書類がつきもの。ということで、まずは、表をご覧ください。

空き家補助申請書類 

こうやって一覧で見ると、たくさんの書類を提出しなくてはいけない気がしますが、どれも実際に家を購入したり改修したりするのに必要な書類ばかりです。

また、先日、制度を使い移住なされた方に伺ってみたところ、文字だけみるとよくわからないけれど、実際には、市役所の担当職員さんに相談しながら申請書類を準備したので、特に困ることなく申請できたそうです!

また、改修をお願いした業者さんは、すでに他の移住希望者さんで提出用書類を作成したことがあったそうで、見積書や平面図等の必要書類を依頼すると、すぐに作成してくださり、とても心強かったとのお話でした。

申請から交付金受取りまでの流れ

まずは、新見市役所(企画政策課)に問い合わせを!
市役所の担当職員へ相談、詳細を確認してください。

 

【問い合わせ先】
新見市役所 企画政策課
TEL:0867-72-6114
FAX:0867-72-6243
Mail:kikaku@city.niimi.okayama.jp

補助金交付申請書など下記の必要書類を揃え市役所へ提出します。

※1 承諾書は必要な場合のみ提出

書き方含め詳細は、申請前に必ず市役所へご相談ください。

市役所にて審査【申請書審査】
(平常時であっても、最短で2週間程度かかります。)

市役所より交付金決定通知を受け、事業着手(購入又は工事の着工など)。

ご自身で業者さんへの支払い等、各種手続きを行います。

事業完了後、下記の必要書類を揃え市役所へ実績報告。

  • 空き家活用推進事業補助金実績報告書
  • 収支決算書
  • 領収書の写し及びその内訳が確認できる書類のコピー
  • 登記が完了したことが確認できる書類 (購入の場合のみ)
  • 補助対象事業を実施した箇所の工事等完了写真 (改修、家財整理の場合のみ)

上記以外にも関係書類が必要となる場合がございます。書き方含め詳細は、必ず市役所へご相談ください。

市役所にて審査【報告書審査】
(平常時であっても、最短で2週間程度かかります。)

市役所より交付金確定通知を受け取る。
(ここで初めて補助金額が決まります!)

下記の書類に記入し、市役所へ補助金交付請求

市役所にて審査【請求書審査】
(平常時であっても、最短で2週間程度かかります。)

交付金受け取り!請求書記載の口座へ市役所から交付金が振り込まれます。

市役所側の審査(申請、報告、請求)には、それぞれに2週間ほどかかります。ゴールデンウィークなどの大型連休や年末年始をはさむ場合、更に時間がかかる可能性があることを、予め心づもりしておきましょう。 

申請する前に事前に確認しておきましょう!

とにかく声を大きくしてお伝えしておきたいのは、「事前着工は認められない」ということ。交付決定の前に工事をはじめてしまうと、補助の対象ではなくなってしまいます。早く住みたい気持ちもとってもよくわかりますが、ここはぐっと我慢。前項でお伝えした通り、平常であれば審査は約2週間でとおりますので、決定通知を待ちましょう。

また、申請から交付までの流れを年度内に行う必要があります。

つまり、工事をはじめたのが2018年度であっても、完成して報告するのが2019年度になると、事業が年度内に収まっていないので、補助対象外となってしまいます。特に「改修」事業の申請をする予定の場合は、そろそろ年末という時期になったら、よく確認してから申請するのが良いでしょう。

というのも、年明け1月〜3月は、どこの業者さんも忙しい時期なので、工事のスケジュールを組んでもらえないかもしれないからです。改修工事見積りを依頼する際には、「空き家活用推進事業補助金」の申請予定である旨を伝え、年度内に実施報告ができるかどうかを聞いてみるようにしましょう。

まとめ

市役所の担当職員さんに相談しながら順序だてておこなっていけば、特に大きな問題なく交付を受けることができるそうです。

ただ、時間はかかります。事前の情報収集から考えると、補助事業の交付を受けるには、最低でも3ヶ月程度かかるつもりでいたほうがよいと思います。何事も計画が大事。ある程度余裕をもったスケジュールでIJUプランをねっていくのがいいかもしれません。

なお、新見市移住交流支援センターのIJUアドバイザーは、ご相談者様のイメージを聞き出し、どんなステップを踏んだら移住ができるのかというプランをご提案できるよう心がけております。

空き家のことも含め、移住全体のことについて相談したい!という方、是非、当センターにお問い合わせくださいね。

新見市移住交流支援センターの詳細はこちらなります。

新見市移住交流支援センター 〜 YUNOSHOW〜

 

空き家活用推進事業補助金につて新見市WEBサイトのページはこちらになります。
https://www.city.niimi.okayama.jp/gyosei/gyosei_detail/index/35.html

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