春の訪れを感じさせてくれるタンポポ
香りと栄養をシロップに閉じ込めよう!
道端や公園など歩いていると、よく目にするタンポポ。
西洋では「ダンデライオン」と呼ばれており、野菜やハーブの一種として親しまれています。
中国では漢方として使われるほど栄養価の高い野草として重宝されている、春の訪れを感じさせてくれる野草です。
タンポポは、解毒作用に最も効果的で、体内の毒素や老廃物の排出を促してくれます。肝臓や胆のう、消化器系の働きを高め、利尿作用も高いため、むくみにも良いとされているそうです。
ドラッグストアなどでは、タンポポコーヒーやタンポポ茶として売られているのをよく見かけますよね。
そんな効能のあるタンポポをもっと身近に楽しめる”タンポポシロップ”を作ってみたのでご紹介します。
recipe
タンポポシロップ
<材料>
たんぽぽ 50g(花50〜60個くらい)
水 200〜250ml
砂糖 80〜100g(長期保存したい時は多めに)
レモンまたはレモン果汁 適量
<作り方>
① 排気ガスなどがあまりかかっていない花を摘み、洗う。
② 花(レモンがある場合はスライスレモンも)を鍋に入れ、水を入れたら弱火で15〜20分ほど煮る。煮汁に花の色が溶け出したらOK。
③ 花(レモンスライスも)を晒しやキッチンペーパーなどで濾す。
④ 漉した液体に砂糖を加えて弱火で20分ほど煮る。
⑤ 最後にレモン果汁を入れて味をみて、とろみがつくまで煮込んだら完成。
消毒した瓶に移し替えて、冷蔵庫保管すれば半年以上は保存が可能。
ハチミツのように、ヨーグルトやパンケーキにかけたり、紅茶にいれたり。
ちょっと一息つきたい時に、ほんのりお花の香りが漂うシロップで贅沢なティータイムが過ごせそうですね。
春の香りを閉じ込めた自家製シロップ。
春の花のレンゲやシロツメクサなども、ほんのりお花の香りがするシロップが楽しめるそうです。
いろいろなシロップを作ってみても楽しそう。
自然を楽しむアイテムとして、田舎の手仕事として、ぜひ作ってみてください!