黒豆の食感も美味しい!
華やかな見た目はお祝い事にもぴったりなお寿司です。
岡山県の郷土料理の一つとして、岡山県美作市で親しまれている「くろまめちらし寿司」があります。
黒豆をご飯と一緒に炊いて、すし酢と合わせることで、お米が桜色に発色し、とても華やかな見た目のお寿司ができます。
我が家では、子供も食べやすいように洋風のアレンジを加えた黒豆寿司が定番。
お祝い事には、赤飯よりも黒豆寿司が登場することが多いかもしれません。
簡単なのに、食卓を華やかにしてくれる「黒豆寿司」
今回はそんな我が家の定番「黒豆寿司」の作り方を紹介していきます。
recipe
黒豆寿司
<材料(4人分)>
米 2合
黒豆 1/4カップ
昆布 10センチ
酢 大さじ4
塩 小さじ2
砂糖 大さじ2
(具)
キュウリ 1本
にんじん 1/2本
卵 2個
ハム 1パック
チーズ 適量
<作り方>
①黒豆の皮が裂けるまで、フライパンで乾煎りする。
②洗った米と分量の水を入れ、黒豆・昆布を入れ炊飯する。
※水は寿司の目盛りではなく、白米を炊く時の目盛りに合わせる。
③酢・塩・砂糖を混ぜて、すし酢を作っておく。
キュウリは角切りにし塩揉み、にんじんはイチョウ切りにし茹でておく。
卵は炒り卵、ハム・チーズは角切りにして、それぞれ準備しておく。
④10分蒸らした炊き立てのご飯に、チーズ以外の具とすし酢を回し入れ、切るように混ぜる。
食べる時に、チーズをトッピングする。
炊き立てのご飯は、うっすら紫色に色づいていますが、
酢を入れることで、ピンクに発色するのは理科の実験みたいで作っていても面白いです。
また、緑や黄色の具材を入れることで、より華やかな寿司が出来上がります。
黒豆の硬さがちょっと残る食感もまた美味しさを引き出してくれます。
お正月のおせちでしか食卓に上がることがなかった「黒豆」
実は、黒豆は植物の中でもカルシウムやカリウム、鉄分など重要なミネラルが豊富に含まれているなど、体にいいことづくめ!
一年を通して取り入れたい食材のひとつですね。
ぜひ、お祝い事に限らず、簡単でおいしい黒豆寿司を作ってみてください。