田舎に縁がなかったズボラ主婦の私が 直売所で菊芋を初めて発見!
興味本位で購入し、いつもの食卓の一品になるのか、試してみました!
「菊芋」という食材を知っていますか?
あまり馴染みのない、見た目は生姜のようなこの食材。
ベットタウン育ちのニミログライターshioriは名前だけは耳にしたことがありました。
我が家の息子は1歳児。やんちゃな子どもの育児真っ只中で料理にできるだけ手間をかけたくない。。。
そんなズボラ主婦である私でも作れた簡単万能な菊芋のレシピを紹介します。
そもそも菊芋ってなに?
菊芋を購入したものの、どんな食材なのか全くわからないので、まずネットで調べてみました!
全国各地で生産されている北アメリカ原産のキク科の野菜。
菊のような黄色い花を咲かせ、根に芋のような塊をつけることから菊芋と名付けられたそうです。
食べられているのは肥大した根の部分。フレッシュ食材としてはマイナーで、スーパーなどに並ぶことはまれ。
ほとんどが健康食品向けに乾燥や粉末に加工されているそうです。
そして、調べているとよく目についたワードはコチラ。
「イヌリン」が豊富
「イヌリン」ってなに?と思いますが、書かれていたことを読むと、とにかく身体に良いらしい!
気になる方はぜひ調べてみてください!!
生でも加熱しても食べれる万能食材!
黄色い花を咲かせる植物の根っこで、なんだか身体に良いんだなとわかった菊芋。
しかし!
見た目はまるで生姜のようで、調理法が全く想像できません。
どうやって調理すれば良いのでしょうか。。。
菊芋料理を調べていると、どうやらクセはなく、生でも加熱しても美味しいみたいです。
「芋」なのに生でも食べれるだなんて驚き&安心です。
早速、簡単にできる料理を作ってみることに。
料理の前に、、! 菊芋の下処理
菊芋の下処理は、芽や赤くなっている部分を取り除き、洗って土を落とすだけ。
皮はとても薄いので新鮮なものほど皮は気にならず、ポリフェノールがたくさん含まれていることもあり、皮ごと食べる方も多いようです。
しかし、多少のアクがあるので、気になる方は包丁で皮を剥いてしまうか、アルミホイルを丸めたものでこすり薄い皮は剥いてから使いましょう。(アルミホイルはゴツゴツしている菊芋でも表面の汚れや皮を落としやすいのでオススメですよ)
ごぼうの代わりに菊芋!「菊芋のきんぴら」
ご飯のお供にもよし、お弁当のおかずにも使えるきんぴら。
ごぼうやれんこんを使って作る物がメジャーですよね。
いつものきんぴらを菊芋を使って作るとどんな一品になるのでしょうか。
菊芋のきんぴら
菊芋 150g
人参 1/3本
白ごま 適量
ごま油 適量
ー調味料ー
濃口醤油 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1/2
作り方
①菊芋、人参は太めの千切りにし、菊芋は10分ほど水にさらして水分を切っておく。
②フライパンにごま油を熱し、①を入れる。
③さっと炒めたら、調味料を入れ混ぜながら煮詰める。
④最後にごまをふって和えれば完成!
菊芋はシャキシャキ。ごぼうよりも歯応えがあり、家族はいつもと違う食感に気づいたよう。
いつもより歯応えが良い一品となりました!
きんぴらは家庭の味があると思います。いつもと違う菊芋を使って、ご家庭の味で作ってみてはいかがですか?
じゃがいもを菊芋にかえて!「菊芋のスープ」
菊芋の栄養を逃さず摂取したいですよね!そこで家にある具材と菊芋を入れてコトコトと煮込み、スープにしてみました。菊芋からでたエキスを1滴残らず飲み干しましょう!
菊芋のスープ
材料
菊芋 適量
人参 適量
春キャベツ 適量
ベーコン 適量
ー調味料ー
コンソメ 適量
薄口醤油 少量
塩胡椒 適量
作り方
①具材を好みの大きさに切る。
②鍋に水とコンソメ、①を入れコトコト煮込む。
③具材に火が通ったら薄口醤油を加え、塩胡椒で味を整え完成!
レシピと言うまでもないものになりましたが、コトコトと具材が柔らかくなるまで煮込んだスープ。菊芋はほろっと口の中でじゃがいものようにくずれ、シャキシャキした食感とはまた違っておいしかったです。いつも作るスープにも是非菊芋を取り入れてみてください。
クセがなくいつもの料理に取り入れやすい食材「菊芋」
本当にクセがなく、軽く火を通しただけだとシャキシャキ。煮込むとホクホク。
マイナー食材ではありますが、誰もが食べやすい万人受け食材でした!
ズボラな主婦shioriでも簡単にいつもの食卓に取り入れることができたので、お料理初心者の方にもオススメできます。
農産物直売所を覗いて出会うことができれば是非購入して調理してみてください!