はじめまして。
さて、わたくし東京から移住し田舎で生活するようになって間もなく2年を迎えます。少しずつこちらの生活も板につき違和感を感じることなく生活できるようになってきたところで、改めて田舎暮らしによって改善されたポイントを整理してみたのでご紹介してみたいと思います!
改善ポイント①:生活のリズムが整う
四季の移り変わりを感じながら、お日様とともに起床し、日が暮れるとともに床に入る。とっても当たり前のことだけれど、24時間オンタイムの都会生活を送っていると自分から意識的に働きかけないとそうもいかないのが現実・・・。田舎暮らしは必然的に自然のリズムと同調できる(しやすい)環境となるため、心身ともに健全な状態に回復していきました。
また、近くにコンビニやスーパーがないため否応がなく料理をする機会が増えました(笑)。収穫したての新鮮なお野菜を使って料理ができるため食生活も大幅に改善しました。
改善ポイント②:コミュニケーション能力が高まる
田舎で生活するためには、周囲の助けを乞う場面が多くなります。
都市部と違いインターネットで検索できる情報は限られているため、必然的に“人”に尋ねることが多くなります。どこの誰さんがこのことに詳しいとか、ここに行ったらこんなことができるとか、特に生活に密着した情報は口コミで出回っていることがほとんど。
求めれば損得なしにとても親切に助けてくれるのが田舎の人たちのいいところ!こんなことが知りたいんだけど、こんなことやってみたいんだけど・・・なんて思い浮かんだら周囲の力を頼ってお願いしてみる。そんな能力が自然と身に付きました。
改善ポイント③:社会における役割認識ができるようになる
これは、反面デメリットにも聴こえがちですが、わたくしにとっては良い意味で“やりがい”・“生きがい”へと繋がっています。
田舎で生活すると、先ず一番に人がいない。若者が少ないことに気が付きます。周りを見渡せばほとんどが60代以上の方々。とは言え、年齢を感じさせないパワーで元気いっぱいに頑張っておられます。また20~40代の中堅世代も家族や仕事の事だけでなく、地域活動にも積極的に参加していて・・・少ない人口だからこそ自分たちがやるんだといったエネルギーに満ち溢れた気概を感じることができます。そんな方たちが支えてくれている社会に身を置いていると、漠然と自分の担う役割を感じられるようになってくるんです。都市部で生活していたときは、こんなこと感じることもなかったのですが、実は田舎にいても都会にいてもこの気づきってとっても大切なことなんだなって思います。
社会に対して「今の自分にできること。やるべきこと。」このことがよりリアルに認識できるようになったことはとても大きな変化だと感じています。
田舎暮らしをスタートさせて、失敗したという声もよく耳にしますが、とらえ方次第でいかようにも変化するんだなって感じています。
きっと・・・生活環境を変えることはきっかけ作りにすぎなくて、生活そのものをより豊かに、幸せに変革していくのは自分自身なんですよね!“Just keep going♪”