スピリチュアルな伝統行事!神郷太鼓田植!!

太鼓田植早乙女

5月27日に新見市の夢すき公園体験田で行われた、神郷太鼓田植に行ってきました。

とってもとっても暑い日でしたが、水をはった田んぼを駆ける風はとても涼やか。地元神代小学校高学年生による太鼓田植の披露もとても爽やかで気持ちの良い披露でした。

神郷太鼓田植の歴史

神郷太鼓田植は江戸中期から田の神を祭る行事として始まったと伝えられていて、昭和二十年代まで神郷地内の各地で行われていた季節行事です。時代の変化とともに、農業技術の向上・機械化などがすすみ、各部落で組織していた田植組が自然消滅してしまい、この伝統行事も途絶えてしまいました。
そこで、地域の方々によって昭和46年「神代郷土民謡保存会」が結成。平成11年からは、地元神代小学校高学年生への伝承活動も開始され、毎年夢すき公園体験田で太鼓田植を実施しながら古の田植え行事を披露されているんです!

なんと平成19年度には、岡山県指定重要無形民俗文化財に指定され、毎年岡山後楽園で開催されている「お田植え祭」にも参加しているんですよ!
※平成30年度は6月10日に開催予定。詳しくはこちらから

太鼓田植モノクロ

太鼓田植って?

太鼓田植は、太鼓をたたく『さげ』と呼ばれる男衆と、苗を植える『早乙女』、この2つのグループが交互に歌いながら行う田植えです。苦しい作業を少しでも軽く、楽しくして、能率を高めようという、昔の人たちの知恵から生まれました。
田植え歌は、古くは田楽として平安期からこの地に伝承されているもので、農民の仕事の励ましの歌として身近な歌であり、また、田の神に対する礼として神聖なものでもありました。太鼓を打つさげは1日約千首の唄を歌って、田植の時期には約15日間、太鼓を打って歩いていたそうです。昔は出稼ぎでさげ早乙女の2〜3倍の賃金を得ていたそうですから、当時は、立派な職業だったことが伺えます。

神代小学校高学年生による太鼓田植!

さて、いよいよ、地元神代小学校高学年生による太鼓田植の披露です。
さげの囃子に合わせて、横一文字に並んだ早乙女がリズムよく苗を植えていきます。

さげと早乙女

子供たちは、この披露にむけて、地域の方々とともに、一生懸命練習したそうです。
わたくし、初めて、この太鼓田植の披露を見たときは、とても感動しました!!
さげは力強く、早乙女は華やかで爽やか!すごく健康的で、そのエネルギーが1本1本手植えする苗に注入されている気がしました。これが、秋には稲穂となり米として私たちの食料になるのですから、神々しさを感じずにはおれません!実際に、その昔は女性の生殖力が稲に霊的な影響を与えるという観念があったようで、だから苗を植えるのは早乙女なんですね。
太鼓田植は、単に昔の手法の田植えというだけではなく、やはり、田の神様、もっと言うなら自然と人間のセッションです!!

神郷太鼓田植、いかがだったでしょうか?
とってもスピリチュアルなこの伝統行事、ずっと続くと良いですね。そして、きっと今年の米も美味しい!!感謝です!!!

神郷太鼓田植

岡山後楽園お田植え祭のお知らせ

さて、冒頭でもお伝えしましたが、今回披露された新見市立神代小学校高学年生による太鼓田植は、6月10日に岡山後楽園で行われる「お田植え祭」でも披露されます。なんと、岡山城をバックに、太鼓田植を行います。また、こちらでは、一般の方も早乙女と一緒に田植えを体験できます。なかなか見ることができない風景、またと無い体験ですので、是非、足を運んでみてください!!

【岡山後楽園 お田植え祭】 平成30年6月10日(日)
http://www.okayama-korakuen.jp/event/0601/

早乙女

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