4〜7月は、ツバメの繁殖シーズン。
縁起がいいと言われても泥やフンの掃除が大変、、、
どうやって付き合って行ったら良いのか、悩みの種になりますよね。。。
今年もどこからともなく、やってきたツバメたち。
ここ新見市移住支援センターの建物の至る所にも、昨年巣立った雛たちでしょうか、たくさんのツバメたちがやってきました。行き交うツバメたちの鳴き声が、今年も心地のいい田舎時間を演出してくれています。
以前ニミログでご紹介したように、ツバメといえば家に来ると縁起がいいとよく言われていますが、実際は巣作りの泥がそこら中に落ち、巣の下はフンだらけ、洗濯物も汚れるなど、、、福が来るよりも、掃除が大変!という思いをしているお家も多いのではないでしょうか?
今回は、縁起かつぎのツバメと上手につきあう暮らし方をご紹介します。
巣を作られないための方法
ツバメが巣を作るのは、何も田舎の戸建て住宅だけとは限りません。アパートやマンションなど、人が多く住む場所にもやってきます。できれば、巣を作る前に対策をしたい、、、では、どんな方法があるのか、みていきましょう。
ちなみにネットでよく紹介しているのが下記の6パターン。
① キラキラした物(アルミホイル・CD・プリズムテープ)をぶら下げる
② 天敵(猛禽類・ヘビ)の置物を置く
③ ノイズを出す
④ 紐を天井からつるす
⑤ 巣作りを始めたらすぐに壊す
⑥ ガムテープを貼る
中には費用のかかりそうな方法もありますね。
私たちが暮らしているような田舎のお家でよく見かけるの下記の3パターン。
① キラキラした物(アルミホイル・CD・プリズムテープ)をぶら下げる
昔からよく見かけていた方法。効果があるとかないとか、、、カラスにはとても有効だそうです。
今回はセンターにあった、スズランテープで代用してみました。
② 巣を作る場所や周辺に、ナイロンもしくはガムテープを貼る
ツバメが足をかけれないよう、泥がつきにくいようにするのが一番効果的のようです。(目立たない方法は透明テープがオススメ)
③ 巣作りを始めたらすぐに壊す
この方法は、ツバメが諦めるまで粘るしかありません。
ちょっと心が痛みますが、やむを得ない場合もありますので、、、
他には、手間と時間はかかりますが、天井にネットや糸を張っている家もあります。
ツバメと共に暮らす方法
対策を講じても知らぬ間に巣が完成していたり、かといってせっかくツバメが頑張って作った巣を壊すのも気が引けます。また産卵済みだったりヒナが孵化している巣を壊すと鳥獣保護法違反になってしまうこともあるので、できるだけ平和に解決したいところ。
当センターは、ツバメたちをウェルカムとしています。でも、公共の場なので泥やフンはどうしても気になります。どうやって上手につきあっているのか体験ベースでご紹介します。
掃除は、高圧洗浄機もしくはホースで一掃!
窓や壁、テラスに落ちた泥やフンは、定期的に洗い流しています。デッキブラシを使えば、テラスもきれいになって一石二鳥。
雛がかえったら、巣の下に段ボール!
毎回掃除するのは正直大変、、、そんな時は、巣の下に段ボールを敷いて大きめの石で飛ばないようにしています。洗える場所だといいのですが、室外機の上にある巣には段ボールで対策をしています。汚れてきたら取り替えるだけでOK。もしくはゴムシートなどの洗える素材で、洗いながせば簡単かもしれませんね。
また、ツバメの雛を狙ってヘビやカラスもやってくる家もあるそうです。そうなると二次被害が起きないような対策も必要になってくるかもしれませんね。
ツバメと共に暮らす方法を考えてみて思うこと
なにはともあれ、どちらにおいても根気が必要なのではと、記事を書き進めていて感じました。
今年我が家にはツバメが巣作りをやめてどこかへ行ってしまいました。どうしてかな?と思ったら、犬の餌を狙ってカラスがやってきていたからかものようです。。。来年は戻ってきてくれるかな?
昔から人間の暮らしの身近にいたツバメたち。自分に合った方法で、上手につきあっていけるといいですね。