ローカルな街暮らし 前編 〜新見の街で子育てする〜

身近に自然や季節の移ろいを感じられ、それでいて街住まいの便利さもある。そんな田舎暮らしができる『新見の街暮らし』を前編後編に分けて紹介します。前編は子育て編。新見の街で子育てする1人の女性の一日にフォーカスしました。

「田舎暮らし」と言えば、みなさんどんな暮らしを想像しますか?
大半の方が、お店や商業施設のない山奥や島で自然に囲まれて暮らす光景を思い浮かべるかと思います。ですが、一言に田舎と言っても、その土地が持つ特性や程度は様々で、また、田舎暮らしをしたいと考えているみなさんが田舎と感じるレベルも求めるニーズもそれぞれなのです。

今回の記事では、結婚を機に京都から新見の街にやってきて、現在は4歳と2歳の2人の男の子を子育て中の彼女の1日にフォーカスしました。大都会の街暮らしとも山奥の田舎暮らしとも違う、程よくバランスのとれた暮らし、ローカルな街暮らしってどんな暮らしなのでしょう。

京都から新見へやってきた彼女について

まずはその彼女について紹介しますね。

新見の街暮らしを体現する彼女の名前は松永和子さんと言います。
京都市左京区、京都の中でも自然豊かな所、植物園や上賀茂神社がある界隈で彼女は育ちました。

京都での学生時代には、テキスタルデザインを専攻する傍ら、アパレルブランドなどのプリントデザインを作成するグラフィックデザイナーの仕事をしていたそうです。

社会人になってからは、京都でパッケージデザイナーとして勤め、結婚を機に京都で出会った旦那さんの住む新見に来ました。

2人の男の子(4歳と2歳)のお母さんである彼女、新見の春は今年で5度目です。

あるれでかずちゃん新見のギャラリー喫茶あるれにて取材させて頂きました。

 

彼女の一日 〜新見の街で子育てする〜

初めて訪れた新見は、自然豊かでとても好印象だったそうです。

今までの暮らしてきた環境とは違う環境で暮らすことに対して彼女は不安に思うこともなく、むしろ、田舎の方が色んなことができそうだと、ここでの暮らしを楽しみにしていました。

現在彼女は、旦那さんの職場が新見の市街地にあることから、そこから車で5分ほどの高梁川沿いのアパートに家族4人で暮らしています。

結婚するまでは仕事やフリーランスの活動などが暮らしの中心でしたが、現在は子供中心の暮らしを送る彼女。毎日をどんな風に過ごしているのでしょう。

8:00 朝ごはん
朝ごはんは夫婦2人で準備するルール!
8:30 長男(4歳)をこども園(短時間保育)へ
大抵は車ですが天気が良い時などは徒歩通園することも
AM 次男(2歳)と遊ぶ & 家事や買い物
子育て広場にこたん、図書館、公園などが遊び場
12:00 次男と昼食
13:30 長男のお迎え
PM 次男がお昼寝している間に長男と遊ぶ & 家事
15:00 みんなでおやつの時間!
夕方 晩ごはんの買い物や犬の散歩など
18:00 家族揃って晩ごはん!

いかがでしょうか?

朝ごはんを夫婦2人で準備し、夜は家族揃って晩ご飯!
すごく穏やかでハッピーな暮らしだと思います!

私の場合ですが、自分の子供達がそれぐらいの歳だった時は東京で子育てをしておりました。仕事が中心の旦那さんは、朝は通勤の身支度で忙しく、夜も帰ってくるのが遅かったので、家族揃って食事をするのは週末ぐらいしかありませんでした。

新見の街は、郊外の住宅地からビジネス街まで電車で1〜2時間というような大都会のような街の住み分けがありません。1つの街に仕事と暮らしの場がコンパクトにまとまっていること。ローカルな街の魅力ですよね。

正田の公園で子供とサッカースーパーマーケットの近くにある公園

それから、
彼女が長男と次男それぞれに関わる時間をもち、さらには買い物に行ったり犬の散歩に行ったりと、短いターンで場面を切り替え、上手に時間を使っていることにも注目!

こども園やスーパー、子供の遊び場など彼女が毎日訪れる場所が自宅から近い範囲に集まっているからかもしれませんね。新見の街には小さい子供を育てるのに必要な場所が集まっています。これは大都会の街と比べても見劣りしませんし、車が使える分、もしかしたら便利かもしれません。

私が東京暮らしの折には、最寄駅近くの保育園に2人の子供を自転車で送迎し、そのまま電車に乗って通勤していました。雨降りの時などは本当に苦労したものです(農作業でお馴染みの上下の雨合羽ですが、既にこの時デビュー済みでした^^;)

ローカルの街暮らしは、仕事と暮らしの場、家族が近くて、そして暖かい。
新見の街で子育てする彼女の1日を取材してみて、しみじみと思いました。

公園でもぐもぐタイム芝生に座ってイチゴを食べる子供たち

 

新見市の幼稚園・こども園(短時間保育)について

彼女の暮らす新見の街には、小さい子供が集団で過ごし社会性を学ぶ幼稚園や、親子で遊べる公園や広場があり、親はそういった子育ての場を行き来する合間にお買い物に行ったり、自分の趣味の時間を持ったりと、ゆとりのある子育てができるように思います。

子供と一緒に移住を考え中の方、結婚などで都会から新見に来た方の中には、
彼女のように、短時間保育いわゆる幼稚園に午前中だけ子供を預けて、午後からはせっかくの田舎暮らしの時間を親子で楽しみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

新見市の幼稚園・認定こども園(短時間保育)についてはこちらよりご確認くださいね。
https://www.city.niimi.okayama.jp/kurashi/kurashi_detail/index/41

他にも、就学前の乳幼児や保護者の居場所として新見市には子育て広場があります。子育て広場について詳しく知りたい方は以下の記事をご参考くださいね。

移住したら子育てが不安。。 そんな不安を解消してくれる「子育て広場」とは?

 

彼女も新見公立大学内にある子育て広場「にこたん」にはよく遊びに行くそうですよ。

子育て広場にこたん室内子育て広場「にこたん」にて

 

新見の街の子育てにふれて

今回、取材してみて分かったことは、新見の街はいろんな意味でバランスが取れた、とっても子育てしやすい場所だということ。

私自身は、充分なケアが必要な乳幼児の子育て期を東京で過ごし、どうせならおもいっきり田舎が良いと農業地帯である新見の山奥に引っ越してきました。子供が小学校になった頃です。

自分もそうでしたが、家族で田舎に移住する人たちは、農業をしたい、林業をしたいなど田舎ならではの仕事をしたいと思うと同時に、親子で田舎暮らしを楽しみたいという思いが少なからずあると思います。

ですが、おもいっきり田舎で、乳幼児を抱える両親が祖父母などの助けを借りることなく、自分たちの手だけで子供を育て、かつ生計を立てて暮らしていくということは、少しハードなのではと感じております。親も子供も疲弊してしまっては、せっかくの田舎暮らしも楽しくなくなってしまうでしょう。

乳幼児を抱えて田舎へ移住をお考えの方は、子供が乳幼児期の頃はローカルな街で暮らし、ある程度のたくましさと危険察知能力が備わった小学生ぐらいでハードな田舎へ移住しなおすセカンド移住も考えてみて良いかもしれません。

高梁川沿いに南北に縦長く広がる新見の街は、買い物の便、通勤の便、子育ての便など街の便利さがありながらも、充分自然にあふれています。自然豊かで環境の整った街で親は安心して子育てに専念し、子供自身も身近で親しみやすい自然に親子で毎日触れることで、ハードな田舎暮らしも楽しめる素養を身につけていくことでしょう。

桑の実を手にする男の子子供が手にしているのは桑の実

ちなみに、今回取材した彼女ですが、山奥で暮らす私よりもずっと野草の知識が豊富で、身近な野草について案内してくれました。食べれる野草はもちろん、野草から染料を作って、食べこぼしシミの付いてしまった子供のTシャツなどを染め直して楽しんでいるようです。

とっても田舎暮らし上手な彼女。子育ても楽しんでます!

桑の実染めTシャツの男の子桑の実で染めたTシャツを着ています!

 

乳幼児期の数年は親子が濃密に過ごせる貴重な時間です。
街でも田舎でも、家族みんなが好きな場所で幸せに暮らせる、そんな移住になりますことを心より願っております。

後編も同じく松永和子さんについて。
イベントの実行委員会で広告を担当した彼女について記事にしたいと思います。

街とリンクする彼女。
題して『ローカルな街暮らし 〜人が活きる街〜』です。

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