皮付きのタケノコを初調理!
パクパク美味しくて、主人が持って帰ってきた10本全部、すぐなくなりました!
たけのこにもいろんな種類があるのを知っていましたか?
先日アップしたライターnamiが記事でもご紹介しています。
さて、そんな数あるたけのこの中でも簡単に食べられる淡竹(ハチク)を主人が持って帰ってきました!小さめのものもありましたが、10本ほど。移住してきてからよくいろんなものをもらったりして持って帰ってきます。初めて見るものや調理するものも多く、いつも私の気持ちも食材も新鮮です(笑)
淡竹は以前、別の場所で暮らしていたときに地元の小さなスーパーで茹でられた状態のものがあり初めて食べて虜になりました!その町を離れてからは、出会うことはなかったんです。「淡竹を持って帰るよー」と主人から連絡が来たときはテンションが上がりました(笑)
でも、採ってきた皮付きの状態で見るのは初めて。一般的な孟宗竹(モウソウチク)も皮付きでは扱ったことがない私。。。
大丈夫かな、、、と思いましたが、子育て中のずぼら主婦でも簡単にできました!
どうやって処理するの?まずは〜皮むき〜
まずは淡竹の皮を剥いちゃいましょう!たけのこは鮮度が命!!アクは少ないといっても、できるだけ早く調理するのが1番です。新鮮なものは生のままお刺身にして食べれるそうですよ!
包丁で皮に切れ目を入れ、手で剥きます。この時、身に包丁が入っても大丈夫です。皮ごと半分に割ってしまって良とのこと。私は後から知ったのですが、穂先から下に剥いていくときれいに剥けるそうです。
家族みんなでせっせと皮を剥きました。1歳半の我が子も興味津々、楽しそうです。1人でやると大変ですが家族を巻き込んでみんなでやれば楽しく早く終わりました!これも食育のひとつになるのかな。ぜひ家族を巻き込んでみんなでやりましょう(笑)
簡単!用意するのは鍋と水!〜下茹で〜
たけのこの下処理といえば、大体想像するのは「米ぬかや重曹でアク抜きがめんどそう」ですよね。でも淡竹は大丈夫。アク抜きなしで調理に入れるので、米ぬかなどは一切いりません!
〜下茹での方法〜
①鍋に皮を剥いた淡竹と水を入れる。(茹でる前に縦半分に切りました。切ってわかるのですが、悪くなっているものや虫がいるものもあったので丸ごと茹でるより割って中を確認した方がいいです!)
②落し蓋としてキッチンペーパーを上にかぶせ、火にかけてやわらかくなるまで茹でる。新鮮なものは10分くらい茹でるだけでいいらしいです!
これだけです!!簡単ですよね。ずぼらな私でも大丈夫でした(笑) 我が家はどんな料理にするか考えれていなかったので縦半分に割ったまま茹でましたが、切ってから茹でてももちろん大丈夫。
そのまま冷まして、冷めたら水を変えてください。
保存する場合は毎日水を変えてくださいね!
(水に浸して空気に触れないようにするのが保存のポイント。冷蔵庫に入れて、1週間程度は持つそうです)
簡単レシピを紹介!
たけのこの定番!煮物を淡竹で「淡竹の煮物」
下茹でした淡竹 3本分くらい
☆出汁 1カップ
☆砂糖 大さじ1.5
☆薄口醤油 大さじ1.5
☆みりん 大さじ1
☆塩 少々
かつお節 適量
作り方
①淡竹は好きな大きさに切る。
②鍋に①と☆を入れ落し蓋をして火にかける。沸騰したら弱火で10〜15分煮る。
③火を止めてかつお節を入れて混ぜる。
冷ましたほうが味がよく染みておいしいです!晩ご飯にもお弁当の1品にもなる定番の料理。大人になるとおばあちゃんが作ってくれるようなこういうおかずが落ち着きます(笑)
主人も子どももパクパク食べてくれました。旬野菜の定番料理ってやっぱりおいしいですね!
と、たけのこといえば、土佐煮や若竹煮、たけのこご飯…
他にもう思いつきません(笑)たくさん淡竹を持って帰ってきてくれたので煮物ばっかりは飽きるしどうしようかとネットをぽちぽちしていると、いいもの発見!!!自家製メンマを作るというもの。これだ!と思い早速作ってみました!!
煮るだけ簡単!これさえあれば変幻自在!「淡竹のメンマ」
下茹でした淡竹 300gくらい
ごま油 大さじ1
☆中華出汁 200cc
☆醤油 大さじ1.5
☆酒 大さじ1
☆砂糖 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
作り方
①淡竹は長さ5センチくらいのくし形に切る。
②鍋にごま油を入れて①を軽く炒める。
③②に☆を入れ煮詰める。
④汁気がなくなる寸前にみりんを入れて、水分が飛べば火を止める。
中華出汁は今回は鶏がらスープを使いましたが、お家にあるシャンタンやウェイパーでも大丈夫です。
お好みでラー油をかけておつまみにしても良し!おうちラーメンのトッピングにすればまるでお店のラーメンみたい!?ご飯のお供にもなります。刻んで白ごはんに混ぜればあっという間にたけのこご飯の完成!まさに万能料理です。味は濃いめなのでお子さんが食べるには少し調味料を加減したほうがいいかもしれません。我が家は煮物以外の淡竹は全てメンマにしました!それでもあっという間になくなりましたよ!
次、採れたてのものが今度手に入れば、生で食べてみたい!と思っています。
淡竹が食べたくなったら
新見では直売所でも淡竹が手に入ります!山間部地域では販売しているところは多いのかもしれません。気になる方はぜひ覗いてみてください。
また、空き家を購入しようと思うと山林付きの物件も多くあります。山菜が採れたり、たけのこが採れたり。一般的なたけのこである「孟宗竹」が生える山なのか、「淡竹」が生えるのか。はたまた違う品種なのか。空き家を購入する際に、山林付きの物件をチェックしたり、どんな山なのか聞いてみてもいいかもしれないですね。
おいしくて食べたやすい山の幸。山間のまち、新見ならではの暮らしの楽しみだと感じました。