水質検査! 井戸水検査キットを使ってみた

空き家物件に井戸がついていた! この水は安心??

田舎には、井戸の水、裏山の水や近くの沢の水を生活にを使っている家がまだまだあります。*

アニメ「となりのトトロ」で「井戸」を知ったような私ですが、移住した住まいはなんと「井戸」付き。

今までの暮らしではありえなかった、井戸の水を生活の中で普通に使える環境です。

家の裏手にある井戸

 

暮らしの豊かさを感じるとともに、心に浮かぶちょっとした不安。

「この井戸水って安心なの?」

ということで今回は、水が安心か調べる方法「水質検査」についてご紹介したいと思います!

*田舎暮らし豆知識:

最近は、山水や井戸水など昔ながらの水道をつかっている家でも、その水道とは別に、上水道や簡易水道(略して「上水」)をひいています。ただ、場合によっては上水をひいていない家があることも。新たに上水をひくのは、配管の関係で工事費用がかさむことがあります。移住希望者の方で、空き家物件の下見をする時は、水道環境を必ずチェック。もしも上水がきていない物件の場合は、どこまで上水がきているか確認することをオススメします。

そもそも、なんで水質検査が必要なの?

水質検査とは、水の色・においや硬度などの性質、有害な化学物質や細菌の有無などを調べ、使用目的の基準を満たしているか判定する検査のこと。

飲料用の水についてだけではなく、川や海、プールや温泉など身の回りにある「水」は日々、その安全性を確かめたり、自然環境に異変がないか知るために、検査がされています。

川の上流にある沢の水でも環境調査が行われる

でも、待って!

井戸水は、地下水脈の水(地下水)を汲み上げてるから、上の写真のような沢水とはわけが違う!

しかも長い間、 町で、村で、そして、その家の所有者さんがずっと飲んでいたわけだし、おそらく大丈夫なんじゃ、、、?

なんて思いますよね。

ところが、その井戸自体の環境は何も変わってなくても、周りの道路や水道管などの工事、住宅の建築、地震などが地下水脈に影響を与え、水質が変わってしまうことがあるそうなんです。

なので、1度基準をクリアしている井戸水であっても、1年に1度は水質検査をするように厚生労働省が奨励しています。

 

どんな方法があるの?

「さぁ、水質検査だ!」と検索してみると、候補として出てくるのは、

A:保健所へ依頼

B:自分でやる

の二択。

保健所に電話で確認してみたところ、私の住んでいる町の場合、一度保健所へ水を持っていかなきゃだし検査日も決まっている。。。
今回の場合、なかなかタイミングもあわなさそうなので、「B:自分でやる」に決定。

 

さらに調べていくと、自分で調べるにも下記2つの方法があることが判明。

① 水質調査の業者さんに申し込み。専用キットで水を採取し業者さんへおくり、報告書をもらう

② 簡易的な水質検査キットを購入、自分で検査&確認

今回は、最初だし、あまりお金や時間をかけずに気軽に行いたいと思い、

②の簡易的な水質検査キットを購入、自分で検査&確認をしてみました!

 

お役立ち情報:保健所で検査する場合(岡山県新見市)

 

保健所の水質検査は、飲水と使用していいかを調べれれる「化学検査」と、

生水での使用が可能かどうか菌の有無を調べれる「細菌検査」の2つがあり、

 

化学検査」の場合は、調べてもらいたい水を2Lのペットボトルに入れ、持ち込めばOK。(手数料3000円+税)

 

細菌検査」の場合は、専用の滅菌容器となるので、先に連絡してから依頼をするのが良さそうです。(手数料2000円+税)

 

※井戸水を使い飲食店等を開業したい場合は、より検査項目が多くなるので、一度保健所へ直接問い合わせ、担当者から説明をした後、具体的な検査に入るそうです。

※自治体によって異なる場合がございます。必ずお住いの地域の保健所へご確認ください。

(参考:岡山県備北保健所

 

 

購入したキットはこちら!

いろいろ調べ、簡易的な水質キットとして候補に絞ったのは、共立理化学研究所が発売している「”パックテスト”による井戸水検査セット」。

飲用の可否判断はできないキットですが、「汚水」の混入はある程度判断することができ、もともとある井戸の状態が良好かどうかを定期的にチェックするには役立つとことで、今回の私のケースにはピッタリだと思い即購入。

大手ネットショップでも取扱いがあり、クリックから1日で届きました。

 

箱の中は、測り方から検査結果の見方まで丁寧に教えてくれる「取扱説明書」と、

実際に検査するための「パックテスト(銀色に包装されている袋)」、「標準色(検査結果をみる色)」、そして、「練習用の空チューブ」。

検査できる項目は、「pH、鉄、全硬度、COD、亜硝酸」の5項目。

 

特別難しそうでもなかったので、開封してすぐ、説明書を見ながらやってみることにしました。

 

実際に検査してみた!

どの項目から調べてもいいのですが、検査結果がわかりやすそうな「pH(ピーエイチ又はペーハー)」から測定することに。

ここからはその手順をレポートします!

 

STEP1:  井戸水をコップに汲んでおきます。

STEP2:  銀色の包をあけ、試薬の入った「パックテスト(pH)」を取り出し、水の中にオン!

(チューブを押しながら水の中にいれるので、水圧と空気圧の関係で、中に水が入ってきます)

STEP3: 3分の1程度水がはいったら取り出し

(このとき調べている「pH」は反応時間が早くて、もう水の色が変わっています)

 

STEP4:  取り出したら、指定された反応時間待って、色を「標準色」と突き合わせてチェック!

たったこれだけです。

 

 

pHは、酸性・アルカリ性を示す数値。

7 が中性で、7より小さな数値が酸性。大きな数値がアルカリ性とのこと。

私の井戸は、ほぼ中性の6。
少し酸性よりではありますが、許容範囲です!

良かった〜!!

 

想像以上に簡単にできたので、勢いにのり、他の4つの検査項目についても同様の手順でやってみた結果、

我が家の井戸水は、「ほんの少し酸性気味だが汚水や異物の混入の可能性は低く、ほとんど鉄分の含まれない日本の標準的な軟水」であることが判明しました。

 

検査してみた感想と私と井戸水の付き合い方

すべて1人で行いましたが、パックを開封しすべての検査をおこない結果の解説を読むまで、トータルで20分もかからない程度。

とても気軽にできて、びっくりしました。

そして、大きな数値の乱れはなかったので一安心。実際に自分が汲んだ水で、目で見て結果がわかるので、納得感もあります。

ただ、まだ細菌の検査をおこなっていないので、少し残る不安がのこるのが正直なところ。。。

 

実は、我が家は井戸水だけではなく、上水もひいている物件なので、「井戸水」は加熱して使う際や庭・畑で水をやるときに使い、口の中へ生で入れる水は「上水」に。

シーンにあわせて水を使い分けて暮らすことにしました。

 

まとめ:このキッドを使うのにオススメなのは、、、

本文中でも触れたように、今回ご紹介した井戸水検査キットだけですべてがわかるわけではありません。

長くあいていた家、自分以外にその井戸水を使っている人がいない場合は、簡易的な方法ではなくきちんと保健所での調査や専門機関に見てもらうほうが、良いです。

ただ、今回の私のケースのような井戸水は、まずはこの検査で十分。
簡易的な検査をおこない、変な数値がでたら、すぐに専門的な検査を依頼するというステップのほうが、お金も時間もかからなくて無駄がないかと。

よって、このキッドは、直前まで所有者さん使っていたり、近所の人が一緒に使っている、暮らしの中で活きている井戸水だけど、ちょっと不安、、、という方にオススメですます!

また、少し目的が変わってきますが、夏休みの自由研究のテーマを探している子にもオススメです。
井戸水があるお家はもちろんですが、川の水の検査も面白そうです!

例えば、川の上流と下流それぞれ調べると、環境のことを考えるのに良いきっかけになるのではないかと思います。(実際に川の水質検査用のキットもありました)

田舎暮らしを考えているご家族の方、移住の下見のときに、ついでにその土地の沢や川の水質検査をしてみるのも面白いかもしれませんね♫

 

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