誰でも気軽に汲みに行ける美味しい湧き水スポット。
湧き水利用で普段のお料理もワンランクアップ?
高梁川の源流域の岡山県新見市は、水がとても豊富で、たくさんの湧き水スポットがあります。
中には、連日のように県内外からポリタンクやペットボトルを持参した人が、車いっぱいに汲んで帰っている有名な湧き水スポットも。
それが、新見市大佐上刑部の大佐山の北部にある、「夏日の極上水」。
環境省が平成20年に新たに選定した平成の名水百選にも選ばれており、
水質検査が行われているので初めての人でも安心して飲めます。
本記事では、その「夏日の極上水」をご紹介します!
夏日の極上水とは?
「夏日」という地域の地滑り防止工事による取水工事によって発見された湧き水。
ミネラル分を多く含み美味しい極上の水ということで、この名が付けられたそうです。
その「夏日」地域は、新見市大佐町の大佐上刑部にある小さな集落。
中国道大佐スマートインター(ETC専用)から車で約20分の山深い所にあります。
といっても写真の通り、湧き水ポイントは、道路すぐ近く。
前述のスマートインターからずっとコンクリートで舗装された道路なので、誰でも気軽に行けることができます。
ただ、ところどころ細い道もあるので、初めて田舎道を通る人にとっては少し不安にかられるかもしれないですね!
道には看板も出ていますが、ナビをセットして行ったほうが安心です。
本当に味が違うの? 飲み比べしてみました!
さて、やっぱり気になるのが水の味。どう違うのかをスタッフみんなで検証してみました。
どちらも煮沸していない、そのままの水を飲用しています。
水道水(右):消毒をしてあるので、若干のカルキの味。少し角がある。
湧き水(左):角がなくまろやか、甘い。飲み口が優しい。
などの意見が出ました。
汲み場で飲めば、キリッと冷えた本来の味が楽しめますよ!
夏日の極上水でお米を炊いてみました
お米を洗うのも極上水を使用し、お米を炊いて、水道水炊きご飯と食べ比べ。
極上水炊きご飯の味は甘く、ご飯だけで食べていられびっくり。また、なんとなく、湧き水の方が透明感のある炊き上がり、同じ水加減でも極上水の方が柔らかい仕上がりでした。
また、湧き水で入れたコーヒーはもっと味の差がはっきりし、コーヒーがとてもまろやか。贅沢な気分を味わえます。
色々な料理に活用すれば、普段の料理もワンランクアップしそうな予感です。
湧き水初心者にオススメの理由
湧き水を汲みに車で行ける気軽さはもちろんのこと、きちんと整備され、清潔感があるのがオススメ理由。
水質検査が月に1度行われているので、安心して飲用、料理にも使えます。
そして、何より水道水にはない味わいがあります(ニミログ調べ)。
湧き水を試してみたいけれど、ハードルが高いと思っていた方、ぜひ試してみてくださいね!
その他の湧き水スポット
新見には、夏日の極上水以外にも湧き水スポットがあるので、ご紹介します。
- 井倉洞内にある泉「延命の泉」
- 新見市豊永佐伏の県道50号線沿いにある泉「佐伏の湧き上がり」
- 新見市草間の県道320号線沿いの谷にある「草間の間歇冷泉」 参考HP:岡山の名水
湧き水の飲み比べもしてみるのも楽しいかもしれませんね。
水道水とは違った自然からの恵み物新見の名水をぜひ飲んでみて下さい。(注:水質検査をしていない場所もありますので、煮沸する等自己責任において飲用して下さいね)