移住体験談Jターン「自分の好きを暮らしの中に」

山に囲まれた広い田畑のある家で、農ライフ!
自分の好きを暮らしの中に取り入れた田舎暮らしをしているJターン移住者さんをご紹介。

今年の4月ニミログでは「移活」について特集をしました。

それから半年。各自治体の制度やその土地の環境に触れてみたりなど、移活をして、すでに移住をしたという方もおられるかもしれませんね。皆さまの移活の参考になっていれば幸いです。

「移活」。新たな暮らしをはじめよう

ただ、実際移活をして移住した人はどんな暮らしをしているのでしょうか?

ということで今回は、新見市のお試し暮らし、オーダーメイドツアーなどを利用して、新見市へJターンされた田中雄太さん(岡山県井原市出身・29才)の移活や今の暮らしなどご紹介したいと思います。

地域選びの決め手は、神楽

nami

なんでJターンしたのでしょうか?
ずっと、いつかは悠々自適に畑や酪農をしてみたいと思っていました。

大阪で学校講師をしていましたが、早く自分の好きななことをしながら田舎暮らしがしたくなって。
ただ、実はこれといった特定の移住希望先はなかったのですが、出身地の岡山県井原市での備中神楽(びっちゅうかぐら)を思い出し、備中神楽に所縁のある地域にしようと思いました。
それで岡山県の備中エリアに候補地を絞って調べ、支援制度の充実やまちの雰囲気から新見を第1候補に。そして、昨年の8月頭に大阪で開催されていた移住相談会へ行き、市役所の移住担当者さんと移住アドバイザーさんに相談にのってもらい、すぐにオーダーメイドツアーへ申し込みました。

田中さん

nami

神楽がきっかけで、新見市へ移住を決められたんですね。オーダーメイドツアーでは、どんなことをメインにみて周られたのですか?
ツアーをお願いしたのは、お休みに合わせてお盆の時期に。仕事は移住してから探せばいいと思っていたので、家がメインのスケジュールで組んでもらい、市内の空き家8軒*を2日かけて周りました。家を周りながら市内の飲食店やスーパーなども使い、新見市全体の様子がわかり非常によかったです。また、2日目の夜には唐松地区で開催されていた夏祭りに参加し、地元の人たちと交流させてもらい、楽しかったですね〜。

そして、ツアーの中で、理想の田畑&農機具つき賃貸物件に出会い、後日内覧をして家が決まり、翌年の5月に移住してきました。本当は4月の予定だったんですけど、、、

田中さん

*8軒は全て外観のみの見学。ツアー後、市役所を通じて所有者さんを紹介してもらい移住に向けての準備を行った

nami

相談会に参加してから約9ヶ月となかなかのスピード感で、移住して来られたのですね。ところで、どうして5月に延びたんですか?
移住する前に車を手放してしまって。

実は、家の片付けなどで新見に来た時、レンタカー&自転車で移動していました。
が、移住アドバイザーの方より「車を買ってから移住する方が絶対良いよ」とのアドバイスがあり、車を買う為に1ヶ月間延ばしたんです。実際、最初から車があることで、自由に動いて生活を整えることができよかったです。

田中さん

nami

そうだったんですね。田舎育ちだと車を持たない生活が想像がつきにくいのですが、今、都市部に住んでいて車を所有していない方は、移住後の家や仕事だけじゃなく車のことも考えておいた方がいいですね!

理想を求めて、やりたいことがたくさん!

nami

移住をしたら、やりたいと思っていたことなどありましたか?
とにかく、たくさんありました!
紙の原料となるガンピ・コウゾの栽培、自分で土作りをし田畑をする、地域に入っていく、悠々自適な暮らしをするとかですね。
神楽を舞えるようになること、そして、自分の力でちゃんとした生活をするを目標にしていました。

田中さん

nami

新たな土地で、新たなチャレンジ。ワクワクでいっぱいですね! 理想の場所で暮らしを始めてみて、実際どんな感じでしょうか?
田んぼや畑は、少しずつですが形になってきていると思います。一部ですが、畑には夏野菜を植えて収穫までたどり着くことができました。でも、病気や野生動物に荒らされたり、、、試行錯誤の毎日です。田んぼは、田植えの準備を進めていましたが、今年は移住のタイミングとも重なっていたため、色々と間に合いませんでした。来年にはチャレンジしたいと思っています。

今は冬野菜を植えたところ。収穫を楽しみにしています。

田中さん

nami

畑をしていると収穫する日が待ち遠しいですよね。ただ、まだ収穫がないとなると、、、生活するための収入源として、何か仕事はされているんですか?
今は、週1でアマゴ出店と週4で介護のパートをしています。季節に応じて大根や桃の選果場へ行ったこともあります。

月だいたい¥140,000くらいの収入で、正直カツカツの月もありますが、楽しく暮らしています。

今はまだ”ちゃんとした生活をする”はまだできていませんが、農作業を軌道にのせ野菜を売って収入に繋げていきたいです。

田中さん

これからの目標!

nami

田舎暮らしを始めて、半年が経ちましたね。新たな目標などはできましたか?
まず、イノシシ、アライグマ、アナグマなど野生動物がたくさん畑にやってきているので、仲良くなって畑を守っていきたいです。

あと、これから一番やりたいことが農家民宿です。現在は日々の生活のためにバイトをしていますが、自分の住んでいる地区の良さを使い、農家民宿をメインに生計をたてれたらいいですねー。

他にも、狩猟や花畑、工芸、田畑、野草を食べるなど、次々やりたいことが増えていってます。
好きなことをできる環境を求めてやってきた田舎なので、その特権をフルに使い、日々楽しんでいきたいと思います!

田中さん

ライターより1言

生活が厳しい時があっても、いつも明るく、前向きに楽しい田舎暮らしを満喫している様子がインタビューをしていて伝わってきました。

移住してからも、やりたいことリストが増えた田中さん。いろんな田舎暮らしの可能性を感じているからこそ、思いつくんだと思います。

何かしてみたいという希望を叶えるなら、今だと思ったタイミングを逃さないこと。そして、たくさんの人に会って、たくさんの場所へ行くこと」だと、田中さんはおっしゃっていました。

田中さんのように、肩ひじ張らずに行動する事が、移住への近道なのかもしれませんね。

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