暮らしにエコな天然素材!タダで手に入る”米ぬか”活用5選

無人精米機で手に入る”米ぬか”
暮らしに取り入れたら便利な活用法5選を紹介します!

 

田舎では、玄米のまま自宅で保管しているため、自身で精米をしている家が多くあります。

さすがに、自宅に精米機を置いているところは少なく…

そこで活躍するのが、無人精米機。

民家の密集地など、道路を走っているとあちこちで見かけることがある精米機ですが、その多くは米ぬかを自由に持って帰れるようになっています。

私も筍の時期にはアク抜きするために持って帰ります。

そんな無人精米機でもらえる米ぬかは、アク抜きやぬか床にと使われることが多いのですが、そのほかにも暮らしに便利な活用方法がありました。

今回は、普段の暮らしにも使える米ぬかの活用法5選を紹介していきます!

1.食器洗い

茶渋や油汚れもきれいに落とすことができます。

水分を含ませたスポンジに米ぬかをのせて、汚れをこするときれいに茶渋や油汚れが落ちてくれます。

特に油汚れの時は洗剤を多用しがちですが、米ぬかなら洗剤なしで洗えるので、経済的にも環境的にも優しいのはうれしいですね。

ただ注意点として、そのまま米ぬかを流すと排水溝が詰まるかもしれないので、目の細かい排水ネットの使用がオススメです。

2.使用済み油の処理

使用するのは、牛乳パックと米ぬか、廃油

牛乳パックに米ぬかを半分ほど入れ、使用済みの油をいれます。まだ油が吸い切れていなければ、米ぬかをたしてください。

あとは、蓋をして燃えるゴミの日に捨てればOKです。(漏れ出さないように袋にいれると念が入っていて良いかも!)

市販の油凝固剤を買えばかんたんに処理できますが、米ぬかを利用することで家計の節約にもなるので、ぜひ試してみてください。

3.床拭き

食器洗いのところでも紹介したように、油汚れなどにも効果のある米ぬかは掃除の時にも大活躍してくれます。

床の気になるベタつき。雑巾で水拭きするとスッキリしますが、床のワックスがけはまた別で行わないといけません。

しかし、米ぬかで床拭きすることで、その両方の役割を果たしてくれます。

使い方は、木綿やガーゼなどの布にくるんだ米ぬかで磨くだけ

天然の素材なので、小さなお子さんやペットがいるご家庭では安心して使える掃除グッズですね。

4.野菜・果物洗い

りんごやオレンジなど、保存料やワックスが塗られている果物。

水洗いしてもベタベタ感が残っているので気になりますよね?(私はとっても気になります…)

そんなベタベタ感も米ぬかでサッパリと洗うことができます。

米ぬかに少し水を含ませて表面をこすり洗いし、水で流すだけでキュッとした手触りのリンゴに。

天然素材なので安心して使える米ぬかですが、柔らかい物や葉物などはゴシゴシ洗えないので、専用洗剤と併用して使い分けてみるといいかもしれません。

5.米ぬかでスキンケア

お店では米ぬかの成分が入ったスキンケア商品が売られています。

そんなスキンケア商品を家でも作って使用することができます。

米ぬか洗顔

米ぬか(大さじ2)に少量の水を溶いて、ペースト状にします。円を描くように洗顔をして流します。

すべすべしっとりとした洗い上がりです。

米ぬか化粧水

米ぬか(15g)、水(180ml)、日本酒(大さじ1)を鍋で火にかけます。弱火で3分ほどじっくり加熱し、粗熱が取れたらガーゼやコーヒーフィルターで濾し、容器に入れ冷蔵庫保存。(お好みでグリセリン(5cc)を入れても◎)

防腐剤が入っていないので、1週間ほどで使い切りましょう。

 

米ぬかを取り入れた暮らしはエコで、いいことづくめ!

ただ、料理やスキンケアに使う場合は、鮮度や衛生面が気になるので自分で精米した直後の米ぬかを使うのがオススメ。

米ぬかの鮮度は保って3日だそうです。

最近では、家庭用精米機も1万円台で売られているので、新鮮な米ぬかが手に入るだけでなく、精米したての新鮮なお米が食べられるので、一石二鳥!導入するのもいいかもしれませんね。

 

以前、堆肥作りなどでも米ぬかが登場しているので、合わせて読んでみてください。

かんたん!ビニール袋で堆肥作り

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