秋です。運動会シーズンです!
都会に暮らしていると運動会といえば、幼・保育園、小学校などとそれぞれの学校とPTAで催されるのが大半ではないでしょうか。親御さんは、観覧席から子供達の演技などを見て楽しまれている事かと思います。しかし、田舎に来れば子供達の数も少なくなります。子供たちだけの演技や種目だけだと、残念ながら1日持ちません、、、。田舎あるあるかもしれませんが、その穴埋めをすべく幼・保育園・小学校を含めた地域住民も参加する運動会が開催されています。
そこで、そんな田舎暮らしならではの地域住民参加型の運動会を紹介したいと思います。
新見市の運動会は、地域によって春に行うところもありますが、私の住んでいる学区では、残暑残る9月に行われます。
まだまだ日中は陽が強く、日焼け止めをしていないと丸焦げです(笑)。子供たちも夏休みが終わってずっと練習をしているので、運動会の頃にはこんがりといい色に仕上がっています。もちろん演技の方も。
話がそれましたが、園児約20名、児童約30名と子供が少ないので、子供たちの演技の間あいだに地域住民・来賓向けの種目が入ってきます。地域住民もただ参加するのでは面白みがないので、学区に住んでいる地域を3チームに分けて競い合います。そうすることによって、大人も優勝を狙って力が入るので大いに盛り上がります(後日、筋肉痛になるくらい力が入ります!)。中学生や高校生となった卒業生向けの種目では、懐かしい先輩たちの勇姿を見ることができて児童も大喜び。種目は、玉入れ・障害物競争・綱引きなど盛りだくさん。
午前の部が終わると、その場でお昼ご飯。各家庭で朝から作ってきたお弁当を広げて、子供からお年寄りまで一緒に昼食です。隣近所にいる人から、お弁当のおすそ分けをあげたり、もらったり。そんなふれ合いも地域の人たちが参加し、つながりがあるからこそだと思います。
お弁当のデザートはもちろん地元神郷産の夏いちご♪
そして、すべての演目が終わるのは15時頃。片付けも保護者だけではなく、元気なお年寄りを含む参加者全員で一斉に片付けです。なので、片付けがとっても早い!
我が子の演技を見る家族だけではなく、地域の方も参加することによって、みんなに子供たちの成長を見守ってもらえるのは、田舎ならではでないでしょうか。
子育てをしていて思うのですが、地域の人たちの目がありながら子育てできるのは素敵な環境だと思いました。そして、私自身、我が子だけではなく、地域の子全員の成長を見守り続けれることは幸せなことです。
田舎の運動会。みんなが集まり、子供達の成長を見守る。
ずっと続いて欲しいものですね。