6月は梅雨の季節
湿気がこもりやすい古民家は湿気対策必須です!
山間部では、緑に囲まれ自然豊かな環境での田舎暮らしが可能!
しかし、山間部は晴れていたと思えば雨が降ったりと天気が変わりやすいのが特徴でもあります。
特に夏になると、夕方には「夕立ち」といって急な大雨が降ることもしばしば。
そんな山間部の暮らし、実は梅雨時期になると湿度が異常に高くなるのをご存知ですか?
湿度計があればよくわかるのですが、「80%」を超えることも多いです(汗)
この湿度をなんとかしようと、いくら換気をしても、梅雨の時期のジメジメ感はなかなか取り除くことはできません。
そのため、気づけばカビが生えていたなんてことも、、、
特に、あまり使用しない部屋や押し入れなど、締め切っている場所は湿気がこもりやすいため、カビが生えやすくなっています。
また、裏手に山があるような立地だと、山からの湿気が流れ込みやすいので、カビが生えやすい環境になりやすいです。
今回は、そんな田舎の古民家暮らしの湿気対策についてお伝えしていきます。
湿気対策①
文明の機器、除湿機を活用!
この時期は、洗濯物を室内に干すことも多くなるのですが、それがさらに湿度を上げる要因に。
除湿機を使えば、洗濯物も乾くし、除湿もしてくれるので一石二鳥です。
我が家にある除湿機は、水が約6リットル溜まるタイプの物を使っていますが、半日でいっぱいになることもあります(汗)
または、扇風機やサーキュレーターで室内の空気に流れを作って上げることで、カビの発生を抑えることにも有効です。
湿気対策②
カビが生えるのはなにも締め切っている空間だけとは限りません。
普段生活しているスペースでも、部屋の隅は湿気がこもりやすくなどにもカビがくるのです!
角に物を置かないのがベストですが、なかなかそうもいかないという方には「湿気とり水とりゾウさん」などの除湿剤が大活躍です。
省スペースにおけるため、ちょっとした角スペースにはおすすめです。
他の方法としては、海苔やお菓子に入っている乾燥剤を代用してもいいかもしれませんね。
湿気対策③
扉を開けておく!
この時期は、部屋や押し入れなどの扉を締め切らないだけでも、湿気対策に有効です。
さらに、扇風機やサーキュレーターなどで風を通して上げることで、より風が通るようになるので、梅雨の時期だけ稼働させてあげるといいですね。
あとは、少し晴れた時は全ての窓、扉を開け放してしっかり空気を入れ換えてあげましょう。
古民家は壁があまりなく、部屋と部屋は扉で仕切られているので、全て開ければ風が通りやすくなるので、一気に換気できるのが利点ですね。
湿気対策④
リノベーションするなら、床下から湿気対策!
古民家の多くは、床下にコンクリやモルタルの施工が施されていません。
そのため、湿気がこもりやすかったりします。
これからリノベーションするという方は、湿気対策を考慮して施工するといいかもしれませんね。
我が家では、リノベーションした部分に湿気対策として、床下にコンクリ施工をしました。おかげで、コンクリをした部分の湿気はグンと減りました。
その時の様子がこちら。
知り合いの家では、湿度を吸放湿するという効果のある炭を床下に入れたというところもありました。
また、壁に珪藻土を施してあげると、湿気対策にもいいそうです。
珪藻土の表面には無数の穴があり、その無数の穴が室内の湿気を吸収し、乾燥すれば湿気を室内へ放出してくれるそうです☆
まとめ
湿気対策いかがでしたでしょうか?
梅雨時期でも、昔に比べて気温や湿度の高さでよりジメジメ感が増しているように感じます。
通気性の良さそうな古民家といえども、やはり湿気は溜まりやすいもの。
文明の機器を使いながら、快適な古民家生活を送りたいものですね。