芽が出たジャガイモは捨てないで!
植えれば新じゃがいもが収穫できます☆
カレーやシチュー、ポテトサラダなど、幅広い調理に使えて、常備野菜として欠かせない野菜”ジャガイモ”
便利がゆえに使い切るまでに、芽が出てしまったという経験をしたという方も多いかと思います。
芽が出てしまったじゃがいもは中毒を起こすとかで、捨てているという人も。
しかし、その芽が出たじゃがいもを種イモとして利用することで、ジャガイモ栽培ができてしまいます!
数年前までは、ホームセンターなどで種イモを買って植えていたのですが、春先になると食べきれなかったジャガイモから芽が出てしまうことがしばしば。
いっそのこと植えてみたら、どうなる?という軽い気持ちから始めたジャガイモ栽培。
今年のジャガイモ栽培をレポートしましたので、ご紹介します。
どんなじゃがいもを使う?
結論からいうと、なんでもOKです。
有名なところでいうと、ほくほくと美味しい”男爵薯”、煮崩れしにくい”メークイン”の2種類です。この2種類はスーパーなどでもよく見かける品種ですね。
最近では、キタアカリやアンデス、インカのめざめといった、ちょっと珍しい種類も見ることがあります。
我が家では、ど定番の”男爵薯”と”メークイン”をよく使うので、この2種類を育てています。
自分好みのジャガイモで育ててみるのも楽しいかもしれませんね。
芽がちょこっと出ているものや、ぐーんと伸びてしまってシワシワになってしまっているものなど、食べれないなと思ったら、全て植えてしまいましょう!
育ててみよう!
ジャガイモを植える時期は、4月ごろ。
岡山県新見市では、4月は遅霜が降ったりするので、ところによりますが中旬から下旬ごろが多いかと思います。
我が家は雪深い地域なので、4月のいよいよ終わり頃に植え付けしています。
植える時には、大きなものは切っていますが、ほぼそのまま埋めています。
暖かければ、2週間ほどで地上に芽を出してきます。
ちなみに、従来の種イモであれば25日〜30日くらい日数がかかるそうなのですが、すでに芽が出てきてしまっているものを植えるので、植え付けてからの成長が早いです。
こちらが植え付けて2週間くらい経った時の様子です。
10cmくらいまで、ぐんぐんと芽が伸びてきています。
たくさん芽が出てきたら芽かきという作業がありますが、ほぼほったらかし栽培です(笑)
花が咲いて約50日後、葉が枯れてきた頃が収穫時期。
掘ってみれば、大小様々ですが、ゴロゴロと出てきました。
今年の常備分のジャガイモゲットです!
保管は陽が当たらないようにダンボールなどで遮光してあげれば、半年以上保管しておくことができます。
春が近くなると芽が出てきますが、それは次回の栽培用に捨てずに保管しておきましょう。
まとめ
たくさんの収穫量が見込めるので、家庭菜園でも人気のじゃがいも栽培。
芽が出て捨てるはずだったジャガイモで、栽培すればたくさん収穫できるので、とっても経済的です☆
育てるのはさほど難しくないので、芽が出たじゃがいもがあれば、ぜひトライしてみてください!