雪国暮らしの工夫 〜車の使い方・手作り解氷スプレー〜

田舎の暮らしに欠かせない車
夏に比べて冬の方が対策や工夫がかかせません!

前回、雪国の暮らしの中にちょっとした対策や工夫をすることで、より快適な雪国の暮らしができるお話をしました。

雪国暮らしの工夫 生活編 〜水道管凍結・断熱対策〜

今回は、田舎の暮らしには欠かせない車について、お話しようと思います。

車は、夏も冬も変わりはないんじゃないの?と思っているあなた。実は、冬の方が気にかける事が増えるため、対策や工夫をして雪国の冬を乗り切りましょう!

冬季はこまめな給油がオススメ

夏に比べ、冬の燃費は悪くなります。その理由として、以下の5つが挙げられます。

  1. 暖房運転
  2. エンジンのアイドリング
  3. 空気圧の影響
  4. エアコンの使用
  5. スタッドレスタイヤの影響

夏のような感覚で給油していると、給油ランプが点滅して慌ててガソリンスタンドを探すという事がないよう、燃料の残量を意識して運転した方が良いかもしれません。

また、田舎のガソリンスタンドは365日営業とは限りません。近所で入れようと思ったけど、休み!しばらく先のスタンドまで行かなくては行けない、たどり着けるかな、、、とドキドキならないためにも(笑)

駐車に気をつけて!

冬は、屋根の上や木に雪が積もり、氷の塊になっているところも。夏は木陰に停めると涼しくていいのですが、一方冬は木についた氷が落ちてくると車を傷つける原因になります。軒先もしかり。

これは、車に限ったことでなく、人にもいえることですので、歩く時も頭上に気をつけてくださいね。

また、私も知らなかった情報なのですが、寒冷地ではサイドブレーキが凍ることもあるそうです。サイドブレーキが解除できない場合もあるので、サイドブレーキをかけずにダイヤ止めを利用した方がよいそうです。

また、雪が降り積もる中、車を発進させる時にタイヤが空転することも。そんな時に活躍する、ダンボールや牽引ロープ、スコップなどの道具を積んでおく工夫も。

冬はバッテリーが上がりやすい!?

実は、バッテリーは寒さにとても弱いんです。

バッテリー内部では、バッテリー液が化学反応を起こすことにより、電気の充電や供給を行うのですが、温度が低くなると化学反応が鈍くなってバッテリーの性能が下がるんです。

通勤で毎日乗らないという方は、予防策としてはマメに車を動かすこと。走行の場合は10分以上、アイドリングの場合は30分以上、エンジンをかけてあげる工夫をすることによりバッテリーの充電は回復します。あとは、オイル交換時にはバッテリーの点検もしてもらいましょう。

もしバッテリーが上がってしまったら、ブースターケーブルを利用して他の車から電気を分けてもらう、近くにガソリンスタンドがあれば駆け込む、車に詳しくない方はロードサービスに頼るのが確実です。

コスパ良し!手作り解氷スプレー

忙しい朝にとても便利な解氷スプレー。冬季は車に1本常備しているマストアイテムです。
解氷スプレー1本あたり500円〜1000円くらいで、ホームセンターやカー用品店で買うことができます。使い出すと便利さが癖になり、消費も激しくなると結構費用が、、、

そんな時はコスパ良しの解氷スプレーを手作りしてみましょう!

手作り解氷スプレー

<材料>
・燃料用アルコール
・水
・霧吹き
<作り方>
アルコール3に対して、水1で薄めてから霧吹きに入れれば完成です。
材料も少なく、作り方もかんたん!

市販の解氷スプレーの成分はほぼアルコールで、ドラッグストアなどで売っているアルコールとほとんど同じです。コスパは、無水エタノール500mlで約2000円。アルコールランプ用の燃料だと、500mlで500円以下。必要な文を必要な時に手作りすれば使い放題です(笑)

アルコールがワイパーやボディの塗装に影響がないのかと心配になってきますが、ウィンドウォッシャー液にもアルコールが入っているので特に影響はないそうです。心配な方は、スプレー後拭き取ってください。

また、昨今のコロナ対策で、消毒用アルコールを自宅に常備しているという方、工夫次第で解氷スプレーに早変わり!アルコール3:水1の配分で作ってみてくださいね!ちょこっと必要っていう方にはこれで充分そうですね。

番外編

私がおすすめする車の機能として、エンジンスターターが便利です!

車から距離が離れていても、エンジンをかけることができる機能です。寒い中、わざわざ暖機運転をするために外に出なくてもいいんです。逆に夏は、事前に車内を冷やしておけます。Amazonだと1万円代から購入することができ、取付工賃は5,000円から1万円が相場のようです。

さいごは、一年を通して便利な車の機能の紹介でした。

雪国の暮らし1年目は初めての体験がいっぱい。困ったことにならないためにも対策&工夫をしておきましょう!
また、いざ困ったことが起きたら隣近所の方へ助けを求められるよう、日頃からの良好な関係を築いておけるとベストですね。

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