新見のまちに”Happiness”を!ダンススタジオLoyceオーナーの想い

Loyce高羽さん

新見駅から徒歩五分、川沿いを上流に向けて歩いていくと、一軒の見慣れない建造物が目に入ります。ダークブルーの外壁を持つキューブ型のその建物は、一見レストラン?雑貨屋さん?とも見間違えるお洒落な外観が特徴です。

ここは、一年半前にオープンしたダンススタジオ&カフェ“Loyce(ロイス)”。
現在、新見のまちのトレンドスポットとして老若男女多くの市民に利用されています。

Loyce外観

今回は、そんな “Loyce”を経営される女性オーナーを取材いたしました!

Loyceのオーナー高羽美珠穂(たかばみずほ)さんは、新見市出身の孫ターン移住者になります。
小学6年生の時、お父様の転勤に伴って上京・・・2009年12月、新見市に再び移り住むまで、長らく東京で過ごされました。

新見で過ごされた幼少期は、3人兄弟の長女として妹と弟の世話に励むしっかり者のお姉さん。
事故で不自由となってしまった弟を看病するお母様と、仕事で全国を飛び回るお父様に代わり、一緒に暮らす祖父母と妹をいつも気に掛けて過ごし、気付いた時には、“この家を守るのは自分しかいない”という強い責任感を持ち、誰に言われることもなく率先して家のことを切り盛りされていたそうです。

上京後も、この時の感覚はずっと心に残っていたといいます・・・。

そんな高羽さんの青春時代を支えていたのが高校時代に部活動を通して出会った“創作ダンス”!
高校時代は全国大会に出場し、大学時代には全日本高校・大学ダンスフェスティバルへの出場しました。
自分の想いをダンスに重ね、自己表現していく喜びを感じた高羽さんは、さらにそれを発展させるべく知人を介し“ストリートダンス”も学びスキルを付けていきます。

ダンサーLoyceダンススタジオにてDELIGHTの練習風景

しかしある時、表現者として自分を突き詰め続けた結果、精神的自暴自棄に陥ります。

挙句の果ての入院・・・布団と洗面所しなかい病室で自問自答の日々が約一か月続いたそうです。
内面を掘り下げ、深い自己洞察を繰り返す日々・・・もがき苦しんだこの時の経験が、後に大きな糧となり高羽さんを奮い立たせます。

退院後、友人を通じディズニーランドで働きだした高羽さんは、仕事を通じて「人に喜びを与えること」を学んでいきます。

“来場者に喜び・感動・夢を与える” Happinessをつくるのは「人」であり、人と人とのかかわりを通じてしか感動は生まれない!

“自分のためではなく人のために何かをすること”

このことこそが自分自身をも最も感動させることなのだと気付くのです。

その数年後、ディズニーランドで出会った現在の旦那さまとともに新見へ移住。
移住後は、

“自分のためではなく誰かのため”

“周囲のみんなを勇気づけたい”

“みんなにHappinessを届けたい”

その想いを一心に、周囲から求められるすべてのこと、必要とされるすべてのことに、ただただ、忠実に、誠実に、丁寧に、取り組んで来られたのです。

「ダンスを学びたい!」という生徒がいたから・・・
ダンスのコーチになり

「お洒落なカフェでお茶したい!」という学生がいたから・・・
カフェを作り

「自分の特技を生かしたい」という女性がいたから・・・
レンタルスペースを用意し

「新しいことにチャレンジしてみたい」というビジネスマンがいたから・・・
仕事のしやすい環境を整えた

これらの声に耳を澄まし、自分にできることを懸命にやって来た高羽さん。

ここ“Loyce”は新見に暮らす人たちみんなの“Bridge of dreams(夢のかけはし)”・・・
そして、幼少時代に感じたあの想いと同じ・・・、
“新見のまちを守ろう”
と鼓舞する高羽さん自身の“熱い想い”そのものなのです。

 

 

新見のまちを舞台に、熱き想いを持って活躍する一人の女性オーナーのお話・・・いかがだったでしょうか。
ここ新見は、力強く前進し続ける “WOMAN移住者”が集うまち!新見に来たら是非“Loyce”に足を運んでみてくださいね!
あなたをインスパイアする出会いが待ってるかもしれませんよ!

(※Loyceに関する記事はコチラ!)Loyceロゴ

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