田舎暮らしの憧れ!薪ストーブ(暖炉)のある暮らし!

薪ストーブのある暮らし

北海道や東北で初雪があったようですね。テレビ画面から映し出される雪の風景を見るだけでブルっと寒気を感じます。何だか暖かいものが恋しくなりますね。

さて皆さま、このニミログを見ておられるということは、“田舎暮らしに興味がある”、“本気で田舎への移住を考えている”、“すでに田舎で暮らしている”のどれかに当てはまるのではと思いますが、そんな皆さまの中には薪ストーブのある暮らしに興味がある方もいっぱいおられるのではないでしょうか。

薪ストーブは遠赤外線が放つ自然な暖かさがあり、ストーブを使って料理をしたり、薪割りをしたりと田舎暮らしそのものが体感できるアイテムの一つといえます。忙しい日々でも、夜には薪ストーブの周りに集い、炎を感じると心落ちつくかもしれませんね。

そんな理由などから、薪ストーブは田舎では圧倒的な人気があります。そんな私も、薪ストーブのある暮らしに憧れているうちの一人だったりします。ですが、もし薪ストーブを設置したとして、薪の確保や掃除などはどうしたら良いんでしょう?

実際はどんな暮らしが待っているのか、設置されているお宅の暮らしぶりを取材してきました!

アトリエ カシュカシュさん宅

アトリエ カシュカシュさん宅の薪ストーブ

今回取材させていただいたのは、新見市神郷地区で木と布のカントリー雑貨を製作販売されているアトリエ カシュカシュさん。こちらでは薪ストーブありきでお家を建てられたそうで、家のほぼ中央の吹き抜け部分に薪ストーブが設置されています。この構造のおかげで、なんと家全体の暖房を薪ストーブのみでまかなえるそう!

薪の確保!

薪ストーブの出番は10月〜4月と長い期間で利用しているため、薪の量は1シーズンで大きなクヌギの木2本分に相当するそう!

薪を全て購入したら、月に5〜6万はかかるとのこと。ならば、普通の暖房機器の方が安くつくのではと思いますよね、、、ですが、ご心配無く。田舎で薪を安く入手する方法はたくさんあるようです。

カシュカシュさんは仕事場で出た廃材や知り合いの山主さんにもらったり、いろんな所に声掛けしておいたおかげで自然と薪が集まったそうです。

移住してきた方だと山を持っていないと思うので、山主さんに声がけするか、または、薪ストーブの会なるものがあり、みんなで薪を準備しているのでそこへ参加すると良いとのこと。

一昔前までは、どの家庭も薪でお風呂を沸かしていました。当時は薪を確保する為の林を家の近くに持っていたようですが、薪焚がガスや灯油に代わり、薪を取りに山へ入らなくなったおかげで、田舎には荒れてしまった山や林が増えているようです。農業移住された方でしたら、堆肥用の落ち葉を集めるのにそんな林を一度さらえば、ついでに薪も集まるようです。山がきれいになるので、山主さんも快くお返事くださると思いますよ。

と言うことで、薪の確保は難しくありませんね。
ですが、薪割りの作業は大変ですし、チェーンソーは必須のようです。

以前、当サイトで紹介しましたチェーンソー講習の記事はこちらです。

自伐林家のススメ。 チェーンソーを使えるように特別教育を受けてみた!

お手入れと日々の暮らし

薪確保の次に気になるのが、お手入れ。煙突掃除や灰の処理は面倒だし、大変そうなイメージがあります。

さて、この作業は残念ながらまめな人じゃないと向いていないそうです、、、ですが、煙突掃除はシーズン前に一度。灰の掃除は受け皿があるのでそれを引っ張り出して、生ゴミと混ぜて畑の肥料へと有効活用するそうです。

日々の手間と言えば、買い物カゴ2つ分の薪を常にストーブ横に常備しておくことだそうで、毎日の薪運びと部屋に落ちた木屑の掃除が少し大変なようです。

ですが、こうやって薪ストーブが稼働していますと洗濯物も半日で乾くそうですし、オーブンタイプの薪ストーブでしたら炎の側でほっこりとお料理を楽しむことができます。

薪ストーブ導入アドバイス

ここまでで薪の用意は難しくない事と掃除は思ったより面倒ではないとわかりましたね。

もし、田舎ならではの古民家を改修して薪ストーブを設置するなら、煙突はなるべく垂直に取り付け、壁を石膏ボードで補強した方が良いそうです。

冬の間、家族が集い暖をとる場所です。周りをレンガや小物でオシャレに演出すると日々の田舎暮らしも盛り上がりますね。

今回、お邪魔したアトリエ カシュカシュさん、薪の火の調整に慣れるまで3シーズンかかったそうです。が、慣れてしまえば薪ストーブほど便利なものはないそうですよ!

では皆さま、この冬は楽しく暖かいハッピーな薪ストーブライフを!

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