我が家の家庭菜園がサルの餌食に、、、その時の様子と我が家で行った対策をお伝えします!
現在日本では、農作物を食べたり荒らしたりする鳥獣による被害が大きな問題になっています。その被害額はなんと全国で年間200億円。
野生鳥獣が増え過ぎてしまった原因に、里山に住む人が減り、管理が行き届かない荒れた山林や耕作放棄地が増えてしまったことが要因の一つにあげられます。本来、人間の営みの場であった里が鳥獣のものとなり、農作物への被害はますます拡大。更なる離農や里離れをまねき、耕作放棄地が倍増するという悪循環につながっているようです。
現に、私の周りでも、
「ここで野菜を作ってもサルやイノシシに食わせているようなもの、、、」
と、野菜作りを止めてしまった家もあります。
新見市内で見かける野生動物
市街地を離れ少し山手に入れば、ウサギやリス、キジなど出会うと嬉しい野生動物ももちろん、たくさんいます。そして、出会いたくない野生動物も、、、。
道を走っていると、サルのご一行様をよく目にします。車が近づいても堂々としていて、慌てる素振りもみせません。かなり人間慣れをしているサルが多いように思います。むしろ人間の方が怖がって、逃げてしまうくらい。
また、夜道を走っているとイノシシやシカなどの大きな野生動物に出くわすこともあります。その時はそっとやり過ごさないと、車に向かってこられても車の方が負けてしまいますからね(汗
運悪くぶつかってしまった時はおそらく自損事故扱いとなり、自動車保険の内容によっては保険がきかず、多額の修理代を払うことになるでしょう。
あと、タヌキやアナグマ、キツネもしばしば。
最近はあまり聞かなくなりましたが、数年前のある時期はクマの出没情報が多くありました。うちの主人は林業を営んでおり、そのころ山でクマに遭遇してしまい、近所ではクマに遭遇したと一躍有名人なったこともありました。
我が家の家庭菜園も被害に遭いました、、、
新見では稲作や果樹、野菜作りが各地域で盛んに行われています。農業を生業にしている世帯もたくさんあり、鳥獣による被害は死活問題にもなりかねません。
新見市で最も被害が大きい動物がサルやイノシシ、カラスなどだそうです。確かに、サルが畑に出たら大変!群れで行動しているので、襲撃に気づかなければ、畑の野菜は壊滅状態です、、、
以前、我が家の家庭菜園も被害に遭いました。
大きく実ったスイカやトウモロコシなど、もう少しで収穫って時にサルの群れがやってきました。サルも一番美味しい時期を知っているのですね。丹精込めて育てたのに、一瞬でサルの食料になってしまいました。その時は本当にガッカリ、、、サルのエサを作っているんじゃないのにと。
被害を食い止めたい!我が家で行った対策
野生鳥獣たちも生きていくために仕方のないことかもしれませんが、丹精こめて育てた農作物が被害にあうのは本当に心が折れます。
農家さんはそれなりの設備投資をして、被害を喰い止めていることと思いますが、我が家の家庭菜園ではそこまでの対策は難しいです。
昔の知恵でしょうか、車で走っていると、田んぼや畑に佇む“かかし”、昔ながらの光景を見かけます。たまに人と見間違うほどのクオリティの“かかし”も。
“かかし”はカラスなどの鳥に対する防御策かと思いますが、我が家ではこれに習い、蛇のおもちゃを畑に吊るしサル対策をしています。サルは蛇が怖いと聞いたことがあるので、、、。嘘か本当かわかりませんがそれ以来、来なくなったように思います。
また、サルは明るい時間帯に目視で獲物を確認するので、日中、畑に出て目を光らせていれば被害を抑えることができます。サルの好物になるようなスイカやトウモロコシなどは、なるべく家の近くの人の気配がある場所に植えたのも良かったのかもしれません。
このように、出来ることから鳥獣対策を行い、我が家の食卓で新鮮で美味しい野菜を提供しつづけたいものです。