暑い日が続くと、なぜか酸っぱいものや辛いものが欲しくなる時期。
夏の疲れも吹き飛ぶ旬の野菜を使った料理で、毎日元気に!
今回使用した野菜たちは、全て我が家の家庭菜園で収穫できたものです。
5月の中頃に植えた野菜の苗、収穫でき始めるのは約2ヶ月以降。元気に育ってくれた苗に実がついた時は嬉しいものです。しかし、それもつかの間。実がなり始めると、次から次へ…収穫に、食べるのに忙しくなりますが、それも農ある暮らしの喜びのうちですね。時にはご近所さんに配ったり、漬物にしたり。いろんな楽しみ方ができます。
さて、ここで質問です!暑いとなぜ酸っぱいものや辛いものが欲しくなるのでしょう?
それは、体内に乳酸がたまると疲れると言われており、その乳酸を代謝させるためにクエン酸が必要だそうです。
実は、暑いだけでエネルギーは消耗されています。またエアコン完備の室内にいても、外との温度差も体に負担をかけているそうです。夏場は知らず知らずのうちに疲れがたまっているんです。そのため、酸っぱいものが欲しくなるんですね。
また、夏になると無性にカレーが食べたくなりませんか?
これは香辛料で体の中から発汗し、汗をかくことによって、体の中の温度を冷まし、外気温との調整をしようとしているのではないかと言われています。
暑いからと言って、エアコンをガンガンにかければ、かえって疲れてしまったり、体調が優れなかったりということは、誰もが経験してますよね。外から冷やすばかりでは、根本的な解決にならないため、体内に働きかける「食物」に発汗を促す効果などを求めるのではないかといわれています。
夏の疲れを癒す、採れたて野菜を使った、ピリッと酸っぱい「ナスの薬味酢醤油」をご紹介します。
RECIPE
ナスの薬味酢醤油
材料(4人分)
ナス 3〜4本
ピーマンなどの夏野菜いろいろ 適量
<薬味甘酢>
ニンニク(みじん切り) 1片
生姜(せん切り) 1片
しょうゆ 大さじ3
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1
豆板醤 小さじ1/2
揚げ油 適量
夏野菜は、その時畑になっていたものなどです。お好みで!
作り方
野菜を食べやすいサイズに切ります。
薬味甘酢のニンニクと生姜を香りがたつまで少し炒めます。そこへ他の調味料を入れひと煮立ち。
水気を切った野菜を油で揚げます。(油がはねるので、しっかり水気を切りましょう)
揚げた野菜は油を切り、器へ盛り付けます。
そこへひと煮立ちさせた甘酢をかけて出来上がり!
辛いのが苦手なお子さんには、豆板醤をなくしても美味しく食べられますよ。
*彩りにズッキーニの黄色や赤ピーマンなどを入れると更に見た目も美しくなります。今回はトマトを添えました。
*豚ロースの薄切りなどを入れて、ボリュームのあるおかずにも。
秋まで収穫が楽しめるナスと、たくさん収穫できて冷蔵庫を占領しがちな夏野菜、この料理でたくさん消費することができます。野菜が豊富なこの時期だからこそ簡単にできる、夏バテ対策のレシピいかがでしたでしょうか?
我が家では、大好評の一品で大皿山盛り作っても、あっという間に完食です。
そして、これから稲刈りシーズンがやってきます。酸味と辛味で暑い日を乗り切りましょう!