古民家を改修して、自分好みの家に。
その先には、快適な暮らしが待っています!がその前に一番気になるお金の話。
どんな家にしようかとあれこれ想像するだけで、ワクワクしてきますね!
私もそうでした!しかし、現実はそう簡単ではありません(汗)
お金の準備ができていれば問題ない話ですが、そんな大金を持っている人はなかなかいないのが現実…
どのくらいの費用でどこまでできるのか、お金の準備はどうするのか。自分好みの家で快適な暮らしをする為にも、しっかり計画を立てる必要があります。
ということで、実際にどこにどのくらいの費用がかかるのか。
今回の記事で、相場をみていきましょう。
家の要! 基礎のリノベーションにはきちんとお金をかけました
家の要ともいえる”基礎”
これから長い時間を過ごす家の心臓部となる部分なので、妥協できませんよね。
古民家の特徴の一つでもある玉石基礎。写真のように、石の上に柱がのっかっているだけの素人が見るとちょっと不安になってしまう構造です。そして、柱の部分以外は土間。「湿気がこもりやすいため、床が傷みやすかったりシロアリが入りやすい」という特徴を持っています。
ここで豆知識
玉石基礎は「免震」の役割を果たしている昔の建築技術。だから、歴史あるお寺や神社などの建物が現存しているのは、振動があった時に揺れを逃すことによって「免震」しているからです。
そこで、古民家を改修する際にオススメするのが、防湿と耐震補強を兼ね備えた土間コンクリート。
実際に玉石基礎だった我が家は、湿気により床がたわんでいたので、今回のリノベで基礎からやり変え、土間コンにし、床の張り替えをしました!
そして、実際の工事とそのかかった費用はというと、、、
土間のリノベーション
土間コンの相場は、1㎡で約1万〜1万8000円。例えば10畳(約33㎡)の広さだと、コンクリートを入れるだけで、約33万〜59万4000円!
床のリノベーション
床の張り替え相場は、1㎡あたり約4000円。使用する床材によって値段が異なってきます。下地からのやり替えだとプラス3〜5万円がかかるのが相場。
家の使いやすが変わる「水回り」。予算をしっかりみておきましょう!
以前の我が家は脱衣所がとても狭く、お風呂は旧式。キッチンもものが入りきらずとても使いにくかったため、思い切って間取りからリノベをしました。
浴室
ユニットバスへの交換の相場は、約60万〜150万円+工事費用約40万円。
ユニットバスの値段は、メーカーの違いや、オプション機能や追加パーツの有無で変動。
システムキッチン
システムキッチン本体価格の相場は、約100万〜150万円+工事費用約20〜35万円。
追加機能で、食洗器を追加したり浄水器機能付きの蛇口に変更すると、さらに費用が発生。
水廻りだけですでに、300万もかかってきます。これに解体費用や電気工事もプラスされてくるので、見積もりの時点でしっかりと検討する必要がありますね。
参考HP:https://hapisumu.jp/reform-cost/
ちなみに空き家を探している移住者さんには、補助金制度が適用されます。なんと羨ましい!
好きな壁紙で自分好みの空間を
最近では、自分で張り替えるという人も多く、賃貸にも使える貼って剥がせる壁紙なんてものもあるそうです。
壁紙を変えるだけでも、家の中の印象はガラリと変わりますね。
壁紙
壁紙のクロスの張替え費用は、平方メートルあたり約2千円が相場。なお、費用はクロスの価格と施工費用を合算したものです。
オーソドックスなビニールクロスであれば、平方メートルあたり、約1000~1500円で張替えることができます。一般的な8畳の部屋であれば、約5万円で張替えができると考えて良いでしょう。
壁面
穴や傷の部分的な補修工事の費用目安は、約25,000円~5万円、間仕切り壁の設置費用の目安は、約8万円~15万円程度。
壁面のリノベは壁紙同様、室内の印象をガラリと変えます。増設や撤去・仕上げ材などで、費用も変動してきます。
なお私は壁紙でリノベしましたが、知人は環境のことを考えペンキをぬったり、家の湿度管理ができるように漆喰を使ったりしていました。 仕上げ状態は、自分のライフスタイルにあわせて選ぶのが良いですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外とかかるリノベーション費用。 我が家は全体予算を出した上で、実際に何が必要なのか、家族と業者さんと話し合いながら1つ1つ決めていきました。
大事なのは、妥協できない部分とできる部分とを見極め。
自分好みの快適な暮らしを想像しながら、ご検討くださいね。