地元で採れたそばを「挽きたて」「打ちたて」「ゆがきたて」で提供しているお蕎麦屋さん。お米も新見産の地産地消のお店。
新見を五感で感じられる、美味しいお蕎麦をいかがですか?
草間は3億年の昔、海が隆起して出来た標高400メートルの石灰岩の台地です。清流高梁川を眼下に井倉洞をはじめとする鍾乳洞、カルスト台地特有のカレンフェルト、貴重なコケ類が生息する羅生門など自然美があふれる場所。
観光地として年間を通して観光客が訪れる草間地域。また、ピオーネ栽培が盛んなことでも有名です。実は、そばの栽培も盛んでそばの里としても有名なのを知っていましたか?
草間台はそばの里
昔から水が貴重だった草間台地では、稲作の代わりに、小麦や野菜やたばこ、そしてそばの栽培が盛んでした。
また、そのころの時代は、来客時のおもてなしにお米が準備できないので、各家では代わりにそばを打って振る舞っていたそうです。
今では水道が整備されましたが、その風習は今でも引き継がれており、そば栽培が行われているだけではなく、そば打ちをされるご家庭も珍しくないそうです。 このように、草間台ではそばを食べる事が、日常の食生活に根付いているのですね。
そば道場田舎屋とは?
そば道場田舎屋さんがあるのは、井倉洞のちょうど真上、地元産のそばを使った美味しい蕎麦が食べられるお店です。
店内には飲食スペースの他、そば打ち体験のコーナーも設けられていて、1グループ1〜4人で打つことができます(要予約)。また、打ちたてのそばをそのまま店内で食べることもできます。また、岡山県内で出張道場も行っているそうです。
いつかは年越しそばを自分の手で打ってみたいものです。
そして、そばの他に名物といってもいい店主がいます。そばの話になると、とても熱心に語ってくれる素敵な店主。だから、こだわった美味しいお蕎麦ができるのですね。
当たり前のこだわり、草間産のそば
美味しいおそばは「挽きたて」「打ちたて」「ゆがきたて」の“3たてそばに限る!”とは昔から言ったもの。
そば道場田舎屋さんでは、地元農家で栽培された草間産の玄そばを使い、鮮度と材料にこだわったそばが提供されています。
草間の土地で育ったそばの味、香り、食感を感じられます。
メニューも豊富で、前回の記事で紹介したけんちんそばも本場で食すことができますよ。
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今では稲作も盛んに行われていますが、水が貴重だった昔からの名残りは、今現在も家庭で手打ちをする歴史や文化が残っているのですね。
また、新商品の開発なども行われており、そばへの関心が高まっているようです。
草間台という土地だからこそ、引き継がれてきた食文化ですね。