自然が近いからこそ気をつけたい!
身近な野山に生息している危険な植物たち
春は芽吹の季節。
自然豊かな場所でのびのびとした暮らしを夢みて、田舎暮らしをはじめる人も多いかもしれません。
田舎暮らしを始めるのであれば、農業を始めたり、春は山菜採りに夏はレジャーに、と季節に応じた外での活動も楽しむ人もいると思います。
また、地域活動で草刈りをするなど、自然に触れる機会は必然的に増えてきます。
しかし、自然は危険もいっぱいということを理解していないと、痛い目にあいます。
知らずに、触れたり食べたりすると命の危険があることも、、、
都会ではあまり気にしたことがなかった植物が、田舎では時として害を及ぼすこともあるのでここに紹介する植物は最低でも知っておいてほしいです。
それでは、身近で危険な植物について紹介していきたいと思います。
ヌルデ
身近で代表的な植物として、ヌルデがあります。
このヌルデは、ウルシ(漆)の一種で肌の弱い人はかぶれる可能性があります。
見た目の特徴として、軸に翼があり、葉が対象的についています。
山際の道を歩いているとよく見かけますし、案外公共な場所(山の中の公園)にも生息しています。
ハゼノキ
キョウチクトウ
丈夫で枯れにくいことから街路樹などに使われることも多いキョウチクトウ。
毒性はとても強く、嘔吐やめまいなど、最悪の場合死に至るケースもあります。
キョウチクトウ周辺の土壌や燃やした時に出る煙も有毒です。
ここ新見市移住交流支援センター(元小学校)にも植えられています。
イヌサフラン
スイセン
また、身近な場所に生えている植物については、地元の人に聞きましょう。
小さなお子さんがいるご家庭の方は、近所に危険な植物はないかなど、事前に聞いておくと安心ですね。
田舎で生まれ育った私でも、新見に来るまでは馴染みのなかったヌルデ。
これがウルシの一種だと聞いた時から、野山に分け入る時は気をつけることができています。
今回紹介した植物はほんの一部ですが、この種類を覚えておくだけでも、安全で楽しい田舎暮らしを過ごすことができます!