ハーブと聞くとイングリッシュガーデンのような海外の素敵な庭のイメージ?
いえいえ、田舎だからこそのハーブとの付き合い方がありました。
ハーブを育てるってハードルが高そう…と思っていました。
しかし、バジル、ローズマリーやミント等よく耳や目にするハーブを実際に自宅で育てだしたところ、種類によって栽培はとても簡単で、生活に豊かさをもたらしてくれることが判明。
何も畑や庭で本格的に育てなくても、玄関先、勝手口近く、ベランダ、キッチンのちょっとした小窓など、片手間で育て、生活に取り入れることができることがわかりました。
今回のニミログでは、実体験を元に、初心者でも育てやすいハーブ5種を紹介します。
1バジル
ハーブの王様。イタリア料理には欠かせないハーブの1つです。6月下旬ころから9月にかけてシソ科らしい花穂をつけ、可憐な白い花を咲かせます。
一株にたくさんの葉をつけるので、夕食前にプチプチ収穫し、トマトとモツァレラチーズ、オリーブオイルをかけ、食卓を彩る1品に。5分で出来るのに、気分はイタリアンレストラン。
シーズンの最後は、全部刈り取りバジルソースにし、自家用はもちろんのこと、ご近所さんや友人に配りました!
2ローズマリー
清々しい香りが特徴で、乾燥させてお茶や料理などに使われています。
調べて見たら「若返りのハーブ」とされているそう!女性は積極的に食べたほうがいいですね(笑)
“ジャガイモ料理=肉じゃが・カレー”だけでは飽きてしまうので、ローズマリーポテトにしたり、
お客様が来た時に、チキンやポークのグリルに添え、ちょっとしたパーティメニューへのアクセントとして楽しんでいます。
3タイム
すがすがしい香りが魅力。魚介類との相性が良く、生臭さを消してくれます。煮込み料理のスパイスとしても。枝ごとに切って収穫し、そのままドライで保存できます。
生命力が強く、グランドカバーにもなるので、お庭の雑草対策にもオススメですよ!
4ミント
すっーとする清涼感が特徴。ペパーミントやスペアミント、アップルミントなど種類も豊富。強い香りを放ち天然虫よけ剤のハッカ油の材料になります。虫が来やすい掃き出し窓の近くや勝手口の近くに植えると効果があるとか。
我が家ではペパーミントを栽培。炭酸水に入れて爽やかな香りを楽しんでいます。
友人はほっておくとどんどん伸びる&増えるので、小まめに草刈りするようにしているそう。
敷地が広いのであれば、ペパーミント畑も良さそうですね。
5ラベンダー
リラクゼーションハーブの代表。欧米では洗濯物をラベンダー畑の上に広げ、香りを移すステキな習慣があるそうです。
私は、お花が咲き出した7月上旬頃に摘み取り、スワッグに。香りは弱まりましたが、半年以上たった今も綺麗な紫色が保てています。
ラベンダーは「草」ではなく「木」なので、一度根付けば何十年も楽しめるというのがいいですね!
ただ、逆を返せば何十年も同じ場所にラベンダーが生えるということ。 直植えするときには場所に注意です。
おまけ ネギ
ネギ?!と思ったかもしれませんが、実は、日本のハーブと呼んで良いとのこと。
(「チャイブ」という小ネギによく似たハーブもありますが、namiが育てたのは小ネギです。。)
買ってきた小ネギの根っこの部分を植えておくと、また生えてくるのをご存知でしたか?
直売所など根っこ付きの小ネギを見かけたら植えてみてください!
うまく定着すれば、今年の夏はいつもフレッシュな薬味でそうめんが楽しめますよ。
田舎暮らしをワンランクアップ
今回ご紹介した5種類は、ほぼ特別な手入れをせずに、晴天が続いたら水やりをするくらいで育ってくれています。
そもそもでハーブは欧州の野草。生命力が強く、とても育てやすいものがほとんどです。
そして野草だったからこそ、欧州の生活に溶け込んでおり、料理に使ったり、香りを楽しむ雑貨にしたり、虫除けにされたりしてきました。そう、活用法は無限大。
自分でいろいろ工夫して楽しめる余白のたくさんある田舎暮らし向きなのです。
これから何を植えようか迷っている方、ぜひハーブのある暮らしはいかがでしょうか。