地域おこし協力隊になる!  失敗しない候補地選びのステップ集   

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地域おこし協力隊

地方創生の一つの目玉として、年々規模感が増している本制度。

地方移住を考えている人からすれば仕事として地域を知る・関わることができ、受け入れ地域としては新たな人財を確保することができ地域活性化に繋がるという、両者にとってwin-winな制度です。

ですが、隊員数が増えてくると同時に、地域おこし協力隊に関する様々な成功・失敗談を見かけるようになってきました。
地域おこし協力隊になろうと思っている方は、ネガティブな情報を見ちゃうと、「大丈夫かなー。」と不安になってきますよね。

今日は、そんな協力隊志望者のために、協力隊OBである自分自身の経験から、どのようにして地域を選んでいったかをお伝えしたいと思います。

とりあえず基礎情報。  この記事書いてる人ってどんな人?

いきなり地域を選ぶ方法を書く前に、まずはこの記事を書いている私の簡単なプロフィールをお伝えしておこうと思います。

名前:レイヘイ 年齢:29 性別:男  出身地:福岡県福岡市 前職:飲食業

プロフィール:
移住するまでの25年間を福岡県福岡市で過ごし、学生時代から、将来自ら起業を考えていた。
普通高校を1年で中退し、働きながら通うことのできる通信制の高校に編入。
経営や組織を現場で学びたかったため、学歴問わず他業種に比べ比較的に早く役職に就くことができる飲食業界に就職する。
本格的に起業について考え出した25才の頃。当時世間で、地域おこしや人口減少問題など様々な地方の課題が話題になってきており、元々直接顔が見える形でサービスを提供できる分野で起業がしたいと考えていた私は、地方の課題解決を行う分野で起業する事を決意し、まずは地域を知るために26才の時に地域おこし協力隊として岡山県新見市に移住。
現在は協力隊任期時の活動を事業化し、3つの法人の代表、役員の立場として、引き続き新見市に拠点を置きながら活動中。

見てわかる通り、華々しい経歴など一切ないどこにでもいる普通のヨソモノ・ワカモノ・バカモノです。
これから書いていく内容は、そんな私が実際に候補地を絞っていく際に行った一例です。
バックグラウンドは人それぞれなので、参考にならない事もあるかもしれませんが、今振り返ってみてのポイントなども入れていきたいと思いますので、協力隊に興味のある方に何か一つでも参考になればと思っています。

1st STEP:まずは自分自身の3年後をイメージ!  まだ募集案内は一切見ません。

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まずは、いきなり募集案内を見る前に、なぜ協力隊になるのか、そもそもなぜ移住するのか、自分の中で地域おこし協力隊になる目的をはっきりしましょう。

私の場合、プロフィールにも書いてある通り、協力隊になるということ自体が目的で移住を考えていた訳ではなく、移住の目的は起業で、そのために地域を知るために地域おこし協力隊に志願しました。

協力隊は任期が3年と決まっていますので、3年後自分がどうしていきたいのかをぼんやりでもいいので決めておくと、その後の地域選びもスムーズに進みますし、実際に着任してからの活動もスムーズに進んでいきますよ。

2nd STEP:まだ募集案内は見ない!  まずは生活イメージから地域の条件を絞っていこう。

実際に協力隊になれば、当たり前のことですがその地域で生活していくこととなります。
活動自体が魅力的だったとしても、生活条件が厳しく3年後定住しなかったという隊員OBは多くいます。

もちろん地域おこし協力体制度は、任期後地域に定住することが義務ではありませんが、活動を続けていくと様々なチャンスが巡ってきます。
せっかく3年間という自らの人生を投資するので、できる限りその地域と関わっていくはたらき方の可能性を模索していく方がいいと私は思っています。
その上でも、公共インフラなど、地域の生活条件はなかなか個人で変えることは難しいので、地域選びをする時点で自分の生活感の中で譲れないポイントをはっきりしておきましょう。

私の場合は、広範囲から徐々に範囲を絞っていく形で決めていきました。
具体的には以下のような形です。

1.九州を出る
起業を目的としていたため、自らの能力を試すのも含めて、知人などが一人もいない地域にいこうと思い、出身地である福岡がある九州から離れた場所にいこうと決めました。

2.中四国エリアに決める
中四国エリアは、日本の中でも人口減少が進んでいるエリアという地域おこしの面と、九州に近いので、何かあっても帰省がしやすいという生活の面と両面で見た結果、中四国エリアに候補地を絞りました。

3.譲れない生活ポイント!ネット環境
私の中で、インターネット環境だけは都市部と同条件を望みました。
仕事の面でもネットを活用した事業を考えていましたし、生活面でも福岡時代から買い物をインターネットで済ませることが多かったので、両面で見てもインターネット環境は必須でした。
具体的には、ADSLやケーブル回線のみは考えられず、光回線であることが地域を選ぶ上での必須条件としました。

4.我慢できるポイント!買い物環境、気候条件
譲れないポイントを設定する上で、その逆の、譲れる(我慢できる)ポイントを設定しました。
私の場合は、譲れないポイントがインターネット環境だけでしたのでまだいいですが、譲れないポイントが複数ある方は、この譲れるポイントも決めておいたほうがいいと思います。
どうしても都市部に比べて、田舎は生還環境は不便になります。(不便=暮らしにくい訳ではないんですけどね)
自分の中で、譲れるポイントと譲れないポイントをはっきりさせおくと地域選びの際にスムーズになります。
私は、買い物環境や気候条件などは我慢できると思っていたので、地域選びの際にこの辺りはあまり調べませんでした。

5.全てを繋げた結果:
中四国エリアで、光回線のインターネット環境が整っている、任期後起業に繋げることができる活動が可能な地域

これが、私の地域おこし協力隊の候補地を決める基準となりました。

3rd STEP:JOINの地域おこし協力隊募集案内から候補地選びをしていこう!

JOINWEBサイト様子

JOINのWEBサイトのスクリーンショット

2nd STEPで、地域おこし面、生活面の両面での地域条件が絞れて来たと思います。
次は、実際に今どんな募集が出ているか地域おこし協力隊のHPから探していきましょう!

地域おこし協力隊の募集案内は、一般社団法人移住・交流推進機構WEBサイトより閲覧できます。
私も当サイトから候補地を選んでいきました。
今では、検索機能なども拡充されているので、地域条件が決まっていればとても検索しやすくなっています。

協力隊の活動内容の種類などは、こちらの記事で解説しております。
気になった方は是非ご覧ください。

私は、この時点で4つくらいの地域に絞りました。

4th STEP:候補地の地域についてネットで調べてみよう!

地域おこし協力隊を募集している地域が絞れたら、その地域の情報を調べていきましょう。

まず分かりやすいのが行政HPや観光協会のWEサイト。
WEBサイトが見やすい自治体は、情報発信などのアウトプットに対して重きを置いていることが分かります。
外部に対する情報発信などに力をいれている自治体は、ヨソモノの目線を大事にしている自治体が多いです。
一概に全ての自治体がそうとは言えませんが、一つの参考基準にできます。

次は、民間で情報発信を行なっているところや活動している団体を探してみましょう。
民間で活発に活動しているところは、地域全体として地域おこし協力隊に理解があるところが多いです。
実際に移住した際の相談相手になってくれることも多いので、先輩移住者などが情報発信していないかなどを探してみましょう。

後は、生活条件についてですね。
私の場合は、まずはインターネット環境を調べて、google mapのストリートビューで街の雰囲気を疑似体験したりして情報収集しました。

その結果、私はこの時点で2つに絞られました。

5th STEP:実際に一度下見に行ってみよう!

ここまで絞られて来たら、あとは現地の下見をするのみです!
現地の下見は必ず行いましょう。
やはり、ネットで調べることのできる情報には限界があります。
特に生活面がそうです。
運転する際の道路や、街の雰囲気などは実際に行ってみないと分かりません。

ここまでくると、自分の直感を大事に決めていきましょう。
事前の情報収集で、少し頭でっかちになっていますので、現地見学では一旦忘れて自分の直感を大事にしてください。
そうすると、候補地を決める決心がしやすくなります。

そして、現地見学に行く際は、できれば1泊2日以上で行く事をオススメします。
その時には、恥ずかしさもあるかもしれませんが、1日は自治体に連絡をして、市内の案内や協力隊の話を聞いてみましょう。

着任前から案内を頼んだりするなど、失礼ではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その方が本気度が伝わりますし、自治体としても事前にその人を知ることができるのでお互いにメリットがあります。
むしろ、案内を迷惑がるような自治体は候補から外した方がいいと思います。
これから地域おこし協力隊になろうかという人材に対して扱いが雑なところは、そもそも地域おこし協力隊に期待していないところが多く、着任してからも職員と隊員とでトラブルが起きやすいと言えますからね。

その他だと、今では協力隊OB・OGも増えてますので、その人たちにSNSなどで直接連絡取ってみるというのもアリだと思います。

実際のところ私は、現地の下見には行きましたが、自治体の案内などは失礼になるかと思い頼みませんでした。
事前に候補地の行政の人を知っておくことは、自分自身の判断材料が増えることにもなりますし、全然失礼なことでもなんでもないのでぜひオススメします。

6th STEP:後は決断! 履歴書送って協力隊への一歩を踏み出そう。

後は、自分自身で決断するのみです。
現地での直感と、調べた情報を整理して決断し履歴書を送りましょう。

この決断に時間をかけてはいけません。
鉄は熱いうちに打てというように、あまり迷わない方がいいでしょう。

一番よくないのは、他にもいいところがあるんじゃないかと迷うことです。
この時点で迷いだすとなかなか決まりません。
決断能力は地域おこし協力隊になってからも必要になってきます。
事前練習だと思って、思い切って一歩を踏み出してみましょう!

まとめ

私は地域おこし協力隊になろうと思い、実際に候補地を探し出して3ヶ月くらいで新見市の地域おこし協力隊に応募しました。
そして移住を決断して、半年で移住しました。

どんだけ候補地選びに時間をかけても、結局は住んで活動してみないと分からない部分がたくさんあります。
失敗するリスクもゼロではないですが、その反面、成功して今までと違う未来が待っていることもあります!

何をするにも自分次第でなんとでもなるというのが地域おこし協力隊のいいところです。
ぜひ、あなたにとって理想の候補地が決まることを協力隊OBとして願っております!

尚、岡山県新見市をはじめ、岡山県内で地域おこし協力隊になろうとを考えている方がいらっしゃれば、ご相談いただければサポートいたしますので気軽にご連絡ください。

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