加工品製造で農業が“生業”ナリワイに化ける?!

六次産業化

昨今、全国で盛んに進められている農産物の六次産業化

6次産業化=1次産業×2次産業×3次産業

上記の計算式を目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

6次産業化とは農林漁業者等が地域内で生産(1次産業)された農林水産物を素材として製品加工(2次産業)することで付加価値を高め、流通や販売(3次産業)までを行うことで所得を増大することを指し示しています。

生産だけに頼ろうとすると、専業で食べていくことはなかなか厳しい一次産業・・・。

こうした背景から、六次産業化を積極的に導入し、農山漁村地域の所得増大や雇用創出、しいては地域活性化へとつなげようとする取り組みが今、盛んに行われているんです!

今回はその中でも、新見にとってもっとも身近な農業(食品)について、生産した農畜産物を加工・販売するまでの手順を追ってみたいと思います。

STEP1: 営業許可を取る

  1. まずは、保健所へ事前相談を!
    営業に使用する施設の工事を始める前に、地域を担当する保健所へ届け出が必要となります。はじめようとする食品製造の内容を整理し、まずは相談に行ってみましょう。
  2. 営業施設の工事着工!
    保健所への相談が終了した後(構造・施設などが営業許可基準に適合した後)に開始するようにしましょう!
  3. 営業許可申請
    営業開始の約1ヶ月前に保健所にて営業許可申請を行います。申請時に必要なものは所轄の保健所に確認しておくようにしましょう。食品衛生責任者講習の受講が必要な方は、この日までに済ませておくといいですよ。
  4. 営業施設の検査
    保健所職員が施設を訪問し、該当施設が営業許可基準に達しているかどうか検査に来ます。
  5. 許可証の交付
    基準に適合していると認定された場合、営業許可証が交付されます。
  6. いよいよ営業開始!
    発行された『営業許可証』と、『食品衛生責任者プレート』を施設内の見やすい位置に掲げいよいよ営業スタートです!!

完熟トマト

STEP2:さあ!いよいよ食品加工のスタート

何を作るのか?が決まったら、早速見た目や味付けはどうなのか等を試食したりして商品の企画開発を行います。その際、品質・製造の管理を行うことも忘れてはいけません。
原材料として使われる物の内容をしっかり確認し、出来上がった商品が安全であるか等を入念にチェックするようにしましょう。
一言で食品製造や加工と言っても、物凄く多い種類の食品や、加工等があり、それぞれに異なった製造工程や食品管理方法があります。特に保存方法や期限表示、食品表示に係る法令などは大変細かく定められていますので、保健所の指示のもと、加工する商品ごとに細やかに調査し法令上のルールに注意を払いながら行うようにしましょう!

トマトを干す

STEP3:梱包・包装を行い、いざ販売!!

いよいよ出来上がった商品を、消費者の方へお届けする為の最終工程。
容器に詰めたり、必要なラベル等を貼り付けたりします。そして、商品を販売する為の店舗等に出荷を行います。送り先等への間違い等がないようここでも注意が必要です。

ドライトマトオイル漬け

これまでの解説でもお分かり頂けると思うのですが、食品製造や、加工業と言っても、種類は膨大にあります。製造や加工をする食品の種類によっても、開業時に必要となる物は違ってくるでしょう。更に、どのくらいの規模や、量を生産するかによっても、その場所や、作る為の機械、そして必要な従業員の数等にも違いが出る事は言うまでもありませんね。まずは、何を製造したいのか?をじっくりと考え、それが売れるようにする為には、どのような施策を行うべきか?等について検討される事から始めてみましょう。どのようにすれば利益が出るのかも、予め計算しておく必要があると言えますね。

【参考:】6次化推進のための食品づくりマニュアル(岡山県HPより)

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